紬めめ

好きなもの(物語/西洋占星術/古典和歌/怪奇譚/ASMR)が多過ぎて生きるのが楽しい一介のオタク。飲食店で働きつつ漫画を描いています。現在、担当さんに付いてもらって連載目指し奮闘中。◾︎Pixiv(id=4786612)

紬めめ

好きなもの(物語/西洋占星術/古典和歌/怪奇譚/ASMR)が多過ぎて生きるのが楽しい一介のオタク。飲食店で働きつつ漫画を描いています。現在、担当さんに付いてもらって連載目指し奮闘中。◾︎Pixiv(id=4786612)

マガジン

  • 好きなものや人の話

    自分の好きなものや好きな人について、個人的な思い出や気持ちを書いたり、時には描いたりします。

  • とるにたらない話。

    個人的な、とるにたらない独り言などをぽつぽつと。

  • まんが

    漫画置き場です。

最近の記事

「昨夜のカレー、明日のパン」について

中学生の頃、偶然つけたチャンネルで「すいか」というドラマが放送していました。そのまま毎週観るようになり、ずっと忘れられなくて、大人になってからDVD-BOXを購入し、繰り返し観るほど大切な作品となりました。 後に「すいか」の脚本は、木皿泉さんと仰るご夫婦の脚本家さんが書かれたもので、小説も何作か執筆されていることが分かり、その時「昨夜のカレー、明日のパン」の存在を知りました。 いつか読もうと思って数年が経ち、その「いつか」がようやく来ました。 どんな話かと一言で説明する

    • 「BANANA FISH」について

      冒頭から「BANANA FISH」に関係のない私事で恐縮だが、半年程前に類焼によって自宅が全焼した。そこから怒涛の日々を送ってきた。 ようやく新居への引っ越しも完了し、やれやれと思ったタイミングで、一気に気が抜けたのか自律神経を崩して塞ぎ込んでいた。 とは言え「辛い現実を忘れられるような、心のオアシス的な楽しみがほしい」という欲求が生じるくらいの自我はまだ残っていたので、何か夢中になれるような面白いアニメを探し、白羽の矢が立ったのが「BANANA FISH」だった。 より

      • 「悩まない」プロ

        「◯◯さんって、悩みなさそうでいいよね。」 この言葉に漫画のような吹き出しを付けるとしたら、よくある楕円形をベースに、所々鋭利なトゲトゲが生えている厄介な形をしている気がする。 尤もらしく「いいよね」なんて褒めているようで、隠しきれない悪意がこれでもかと溢れ出ている。そんな気がしてならない。 このストレート過ぎる皮肉を耳にする度、私は思わずウッ…と身構えてしまう。 とは言え、私自身はこの言葉を直接言われたことは一度もない。 自分以外の誰かが言われているのを傍観してい

        • 「超訳百人一首 うた恋い。」について

          新元号「令和」が、万葉集「梅花の歌三十二首」の序文からの出典とのことで、ネットや新聞など様々な媒体で万葉集や和歌の話題を目にする機会が増えてきました。 私は、プロフィールでも一応「和歌好き」と記してあるので、この突然の万葉集ブームになんとなくソワソワしている今日この頃です。  「和歌好き」と言っても、私が和歌の魅力に目覚めたのは大体3〜4年前という極最近のことなのです。 恥ずかしながら、学生時代の古文の授業は常に眠気と戦っていた記憶しかなく、小倉百人一首を暗記

        マガジン

        • 好きなものや人の話
          6本
        • とるにたらない話。
          2本
        • まんが
          4本

        記事

          「描くようになったきっかけ」後日談。

          昨年の12月頃、マウスコンピューター×note「描くようになったきっかけ」コンテストに応募すべく、以下のような記事を投稿しました。 https://note.mu/0mememe1/n/nc999df4f6bb5 結果は落選でしたが、自身の創作の原点を振り返り、自分にとって「描く」とはどういうことか、想いを馳せる良い機会となりました。 投稿作で描いたエピソードは、私にとって忘れられない大切な思い出で、現在も私が絵を描いていることに関わっていることは確かです。 しかし実

          「描くようになったきっかけ」後日談。

          「ポップスライブラリー」について

          中学生の頃、ラジオを聴くのが日課でした。 スマホは勿論、自分専用のパソコンも持っていない時代だったので、決まった時刻にラジカセで電波を拾って、雑音に眉をひそめつつ、お気に入りの番組を録音するのに必死だった思い出があります。 NHK-FMでまだまだ現役放送中の「青春アドベンチャー」や「FMシアター」といったラジオドラマ番組に出会ったのも、この頃でした。この二つの番組についても、追々語りたいなぁとは思っていますが、今回は、放送終了してしまったとある番組について書きたいと思いま

          「ポップスライブラリー」について

          「人喰観音」について

          篠たまきさん著 『人喰観音』についての感想です。 Twitterで見掛けて、早川書房さまのnoteにて試し読みができることを知り、「閲覧注意」という見出しに惹かれたのがきっかけでした。 チラ見するつもりが、あまりに美しく淫靡な雰囲気に引き返せなくなってしまい、読み終わるころには「買いに行かねば…!」と謎の使命感に燃える程でした。 購入前に得られる情報が多いというのはSNSの有難いところだなと思いました。こういった読み手を選ぶタイプの作品にとっては特に。発信してくださった関

          「人喰観音」について

          +4

          描くようになったきっかけ

          描くようになったきっかけ

          +4
          +22

          おふろのこ 【2】

          おふろのこ 【2】

          +22
          +21

          おふろのこ 【1】

          おふろのこ 【1】

          +21
          +13

          lucid white and violet+a

          lucid white and violet+a

          +13

          しいたけ占いの話

          「しいたけ占いって知ってる?」 そう切り出すと、一瞬妙な静寂が訪れたことが過去3回程あります。彼女たちも今ではすっかりしいたけ占いのファンですが。笑 私がnoteの存在を知ったのは、占い師のしいたけ.さんの有料記事が読める場所があると聞いたからでした。(生粋のオタク体質なので所謂「推し」ている対象にお金を出すのが大好き) しいたけ.さんのマガジン購読をきっかけにnoteを利用するようになり、次第に自分でも何か発信してみたくなりました。 そんな訳で記念すべき初投稿は、

          しいたけ占いの話