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献血に全力なのもいいけど、帰るまで気をつけなきゃ倒れるので油断しちゃダメ


こんにちは。献血に全力を注いでいる人間です。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

もう2023年もお坊さんが走る師走ですね。
皆さん、献血、してますか?
献血って、400mlであれば女性は年に2回、男性は年に3回しかできないんです。人生におけるレアイベントなんです。条件をクリアしなければできないとはいえ、できるのならば、やらない理由はありませんね。

勝たせてもらいますわ

さて、先月も元気に献血センターへ足を運びながらヘモグロビン濃度があと一歩及ばなかった私ですが、今月はひと味もふた味も違います。
まず1週間、鉄分の取れる食べ物と飲み物をとにかく摂取しまくりました。(鉄分の摂りすぎもよくないです。)
また、私は献血センターの方に「暖かい季節の方が…」と言わしめた細い血管の持ち主。当日はいつも以上に動くことを意識し徒歩移動を徹底。寒さは天敵なので、外はできるだけ避けて暖かい地下歩道へ。マフラーをつけているのも相まって首周りの汗が止まらないのなんの。

さあ、今の私に怖いものなど無い。問診室の先生からも「全く問題ない」とお墨付きです。
いざ、ヘモグロビン濃度検査!

12.8


ィヨッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッシャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(400ml献血には女性なら12.5g/dl以上必要)

みたか!!!!!!! これが鉄分摂取できるヨーグルトを食べまくり、1週間毎朝鉄分摂取できる飲み物を飲んでいた人間の力だ!!!!

腕に暖かいタオルこそ巻かれましたが、なんとこの度は奥からベテランの方が出てくることも無く全血献血は無事終了!!!! これは良い年が迎えられますわ!!!!!


…………と思ってました。この時までは。


家に帰るまでが献血

帰りのバスで激しいめまい等に襲われ、失神寸前でした。
無事に帰宅できたのは、本当に運が良かったとしか言いようがありません。

献血会場では必ず、注意事項等が書かれた紙をもらいます。それには献血会場を離れてからも起こりうる体調不良についても、しっかり明記されています。
毎回配られるのですが、私は「いつものね」とすぐにしまってしまいました。先程目を通しましたが、当然 体調不良時の対処法も載っていまして、しっかり目を通さなかったことを反省しています。
特に私は、初めてここまでの体調不良になったので混乱で頭が回らず、どんな対処をすべきか なかなか思いつきませんでした。


ほぼ注意事項に書かれている通りの状況と症状ですが、私の場合は以下の通りでした。

・バスに乗車し、目的地までじっと立ったままだった。
・音が聞こえなくなり、耳がキーンとした。
・目の前がチカチカしたり、真っ白になった。
・頭がぼーっとした。
・気分が悪くなった。

これに加えて「視界がブレる」症状もありました。車内前方に立っていたにも関わらず1mも離れていない運賃表の数字も次の行先の文字も、ぐちゃぐちゃで全く読めませんでした。

本来なら症状が出た時点で周囲に助けを求めるべきだったのでしょうが、混乱でそれどころではありませんでした。とにかく倒れないことに必死で、柱に捕まっていました。
せめてしゃがむべきだったと思います。その場でしゃがんだり、可能であれば横になることで回復することも多いそうです。
途中から息苦しくもなった私はつけていたマスクを鼻の下まで下げ、深呼吸を何度かすることで、一先ずはどうにかなりました。
ただ、一部記憶が曖昧なので一瞬失神していた可能性はあります。

結局、私は最寄りのバス停まで立ったまま乗り続けました。ゆっくりと下車し、その場で深呼吸を数回。視界や呼吸に問題がないことを、自己判断ではありますが確認してから歩き始めました。
冷や汗も相当かいていたようで、風が吹いた時に首周りが異常に冷たかったです。幸い近くにコンビニがあったのでスポーツドリンクを購入。いつもの1/4程度のスピードで歩きながら帰ることが出来ました。
帰宅してからは椅子に座りしばらく大人しくしていました。スポドリのおかげもあってか、今はほぼ回復したように思います。

起こる可能性は約1%以下とのことですが、1度起こった以上いつまた何かあるかはわかりませんので、しばらくは様子を見ます。

これまで失神どころか些細な体調不良にもなったことないよ、というみなさんも、どうかお気をつけて。



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