見出し画像

表面載荷がある擁壁に作用する土圧【建築士試験】

こんにちは!ゼロ所長です。

今日は表面載荷がある擁壁に作用する土圧について考えるね。
こんな問題が出題されることがある。

表面載荷があると擁壁に作用する土圧は増加する

正解は・・・ 〇となるのだけど、なぜだかわかる?
知識ゼロの人が読んだら意味不明の文章だね。
一緒に考えてみよう。

表面載荷がある擁壁に作用する土圧

擁壁は地盤に高低差(勾配ではなく段差)があるとき設置される構造物だね。

擁壁
擁壁

これは、高い位置にある地盤が低い位置に崩れないようにするためなんだ。

なお、高低差があっても勾配を付けて法面にすれば、擁壁は不要となる場合もある。

擁壁には、土圧という「土の重さ」が作用するよ。
土はコンクリートに次ぐ重さを持つ材料だから、土の重さはかなり大きくなる!

つまり「土圧」は大きな力で、擁壁の設計は慎重にするべきだね。

表面載荷とは、地盤の表面(つまり地面)に作用する荷重のことだよ。

表面載荷は人や車両による重さを想定する。

土の重さに人や車両の重さ(表面載荷)が加われば、当然、土圧としては大きくなるよね。

まとめ

よし。これまでの情報を元に整理しようか。

  • 擁壁は地盤に高低差(勾配ではなく段差)があるとき設置される構造物

  • 擁壁は高い位置にある地盤が低い位置に崩れないようにするために必要

  • 擁壁には、土圧という「土の重さ」が作用する

  • 表面載荷とは、地盤の表面(つまり地面)に作用する荷重

  • 土の重さに人や車両の重さ(表面載荷)が加われば、当然、土圧としては大きくなる

こんなかんじで問題を解けるよ。

参考

最後に参考にした記事を掲載しておくね~。それでは~。

#一級建築士試験
#一級建築士学科試験
#二級建築士試験
#一級建築士試験独学
#一級建築士試験過去問
#二級建築士学科試験

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?