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魅惑!三間飛車穴熊の世界

皆様初めまして。あつやと申します。
自分が考えていることを文章に起こし、うまく説明できるようになりたいと思い、この度noteに投稿をすることを決断しました。
稚拙な文章かもしれませんが、自分なりに頑張って投稿していこうと思いますので、目を通していただけると嬉しいです。


自己紹介

記念すべきnote初投稿ということで、少し自己紹介をさせていただきます。
興味がない方は飛ばしていただいてかまいません。
せっかく書いたんだから読め!

小学1年生の頃に将棋と出会い、趣味として約10年間続けています。
棋力は大体アマチュアの四段〜五段くらい。
得意戦法は三間飛車穴熊。尊敬するプロ棋士は西川和宏六段です。
級位者時代から詰将棋を解くのが好きで、3年ほど前から詰将棋制作にも取り組んでいます。将棋世界の詰将棋サロンに、自分の作品が1度だけ掲載された経験があります。私の将棋人生で唯一誇れることです。
棋風は最終盤の詰むや詰まざるやの局面が1番好きな終盤型です。
美化していますが、序盤中盤がそこまで強くないだけです。
小学校、中学校、高等学校の全てで将棋部がないため、将棋教室に通ったり近所の将棋センターに行ったりしてここまで来ました。
将棋教室名や将棋センター名を出すと生活圏が特定されてしまうため、ここでは割愛させていただきます。


三間飛車穴熊とは

今回が私にとって初めてのnote投稿です。
こういう時は自分が好きなものについて語るのが1番楽なはず。
ということで、私の得意戦法かつ将棋で1番好きな戦法である三間飛車穴熊について語らせていただきます。

まずは三間飛車穴熊の説明から。
三間飛車穴熊は、その名の通り三間飛車に構え、穴熊に組むという戦法です。
説明になってない…
この戦法の魅力についてはこの後説明しますので、お楽しみに。
それでは主な三間飛車穴熊について画像付きで説明していきます。


〜57銀型三間飛車穴熊〜

汎用性の高さが持ち味。対抗形の時に居飛車のお相手からの急戦を受け切れた時、お相手が持久戦志向でじっくり囲って来た時、その他諸々。
相手が急戦をしてきた場合は、57銀67金88飛で時間を稼いでいる間に隙を見て穴熊に潜り、遠さを活かして戦うのが良いです。
その場合は折を見て金銀を自玉に近づけながら、袖飛車や中飛車に振り直して戦うのがおすすめ。

「57銀型三間飛車穴熊」

〜石田流穴熊〜
混ぜたらキケン、禁断の融合。うまく捌けた場合、振り飛車としてこの上ないほど理想的な盤面が生成されます。左辺がスカスカだったり、57の地点が弱かったりといった弱点もあるのですが、技術で何とかしましょう。
私が格上に1発を入れることができた場合、高確率でこの戦法を使っています。
圧倒的格上相手にぶつけて、刺さったらいいなくらいの気持ちで指すのが大事です。

「石田流穴熊」

〜相振り飛車穴熊〜
振り飛車党が1番恐れるのは居飛車穴熊?一直線銀冠?へなちょこ急戦?
いやいや…
相振り飛車です!
世の中の振り飛車党の方々、そうですよね?!
違っていたらごめんなさい。でも、私の周りの振り飛車党の知人は大体相振り飛車を嫌っています。
元々は私も苦手でしたが、相振り飛車も穴熊の暴力で何とかなると分かってしまえばこっちのもの。
注意点は、相振り飛車のときは本来39にいるはずの金が48にいるということ。
縦の将棋になりやすい相振り飛車なので、上部に厚くしているということです。
ちなみに、私はこの穴熊を金無双穴熊と呼んでいます。

「相振り飛車穴熊」


主な三間飛車穴熊はこれくらいですかね。他にも何種類かあるのですが、今回は省略させていただきます。ご要望があれば、今後のnoteで書こうと思っているのでお気軽にコメントどうぞ。


三間飛車穴熊の魅力とは

皆様お待ちかね、三間飛車穴熊の魅力について解説していきます。


1、序盤の再現度が高く、経験値を活かしやすい

まずはこれですね。私の中で1番メリットが大きいと感じているのが、「経験値を活かしやすい」という点です。
将棋というものは、基本的に自分の知っている局面や経験値が多い局面であればあるほど勝ちやすいです。
ごく稀に相手の土俵に飛び込んでそのまま捻じ伏せる人もいますが
他の振り飛車の戦法と異なり、誘導すれば同じ形になりやすいので経験値が活きる展開になることが多いです。以上、三間飛車穴熊の1番の魅力でした。


番外編「おすすめの序盤勉強法」

ここで少しだけ脱線。三間飛車穴熊に限らず、序盤力をつけるおすすめの方法は、将棋クエストの2切れでひたすら同じ形を指すことです。2切れではほとんど序盤に時間を使うことができないため、たくさん指しているうちに序盤が洗練されていきます。しかも将棋クエストは無料で指し放題。効果には個人差がありますが、興味があればお試しください。
(将棋が荒れてしまう可能性があるので、ほどほどに!)


2、評価値以上に勝ちやすい、逆転が起こりやすい

話を戻します。次の魅力は、「逆転が起こりやすい」という点です。穴熊という囲いにおいては、次に有効な王手が一切かからない、俗にいうZの形が頻出します。Zの形になった場合、相手に何枚駒を渡したとしても詰めろをかけ続ければ勝ち、という勝ち方ができます。詰めろが解けないようにかけ続けるという技術が必要ですが、大駒を全て切り捨てて小駒だけで勝ち切る、という何にも形容し難い快楽を得られます。脳汁ドパドパ、この瞬間のために生きているんだ!と思うほどに気持ちが良いです。


3、自由度が高く、個性を出すことができる

最後の魅力は、「個性を出すことができる」という点です。三間飛車穴熊に限らず、穴熊という戦法は自由度が高く、アレンジすることができます。有名なものだと、一間飛車穴熊や九間飛車穴熊、中飛車左穴熊などですね。
このnoteを呼んでいる方の中にもいらっしゃると思うのですが、「他の人と被りたくない」所謂逆張りタイプの方には三間飛車穴熊とは言わずとも、自分の好みの穴熊を指すことを推奨します。
…三間飛車穴熊に限った魅力じゃない?
そこはご愛嬌でお願いします。たまたま穴熊という大きいジャンルでも当てはまったというだけですので…


まとめ

三間飛車穴熊にはここには書ききれないほど、数多くの魅力があります。
他にも多くの魅力があるので書きたかったのですが、多すぎても魅力を伝えることができないのでは、と思い断念しました。
三間飛車穴熊に興味がある方は、ぜひ一度指してみてください。
三間飛車穴熊党が増えなくても、皆様の知識になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、良き将棋ライフを…


P.S.

初めてnoteを書いたのですが、いかがだったでしょうか。
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