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4月から大学4年の就活はもう始まってますよ

 最近の就職活動で、解禁日がどうとか、経団連に加入してない企業は、個別に実施しているとか聞きます。
 2021年度4月入社向けはどうかというと、「既に始まってます」。

 私は人事職でなく、人事に無関係ではありますが、社内SEとして同じ間接部門ですので、それとなく聞くことができます。
 これは、弊社だけではなく、大学や団体が既にセミナーを始めている事で、他社も集まってくるわけですから、その手の動きを知る事もできるわけです。
 最近は、インターンシップという企業経験をさせてくれる所も増えてきましたが、旧来大手はまだまだなのでしょう。しかし、既にここで選考が始まっているわけでもあります。

 理系でゼミを受けている学生さんは、企業推薦枠を利用することもできるでしょうが、それとてどうなのでしょうか?。少なくなっているのであれば、他の学生と同じ就職受験をしなくてはなりません。
 のんびり構えていると、4月前にはすでに遅い事になります。

 いわゆるFランクといった低偏差値学生の場合、諦めている学生と先に動いている学生の二極化がみられるそうです。
 しかしながら、相応な高偏差値の学生も、自分は大丈夫と思い込んでゆっくりしている学生が多く、二次募集で集まってくる事もあるそうです。

 11,12月くらいには、ネットへの登録を促す書類が来ているかと思います。
 よって、年末に既に企業研究を始められているならばいいのですが、そうでない学生は、これから期末テストの時期でもあり、実質3月初旬辺りからの活動になるのかと思います。
 しかし、それでは遅いと思われます。

 まず、企業研究を終えた後、インターンシップやセミナー参加の登録をするわけですが、参加制限人数が当然あります。
 もたもたしていれば、枠はもっと後にしか取れません。
 すなわち、3月から始めようとしても、4月頃になってしまうケースがありえるという事です。
 しかも、昨今の働き方改革や有休5日取得の件もあり、昔のように、人事が遅くまで残業や休日出勤しての対応はしなくなり、余計にずれ込む企業が増えてくると思われます。
 これは、転職活動でも同じ事ですので、新卒でも時間を割く事はしなくなるでしょう。
 よって、1月のこの時期にはじめなければ、もうアウトに近くなるということになります。

情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。