銀行コケだすと、出向者があなたの会社になだれ込むかもよ
地銀の経営状態が悪化する事は考えられても、大手メインバンクの経営が悪化しても、直ぐにつぶれる事はないように思えます。
潰れたら、ほどんどの国内企業の経営成り立たなくなるでしょうから、国が介入するでしょうしね。
銀行への就職は、転勤や出向が前提でもあります。
何も企業が危険だから、出向させて、経営安定化を図る為に送られるだけではありません。
銀行との付き合いで、言わば人柱のように出向させられるケースもあれば、天下りのような受け皿で送られるケースもあるのです。
その場合、いきなり部長待遇という事もありえます。
これの問題点として、一人だけならまだしも複数の出向者を受け入れるとなると、人件費面の問題もありますが、企業文化の否定、社員の意気低下を招く恐れがある事です。
経営者が良かれと思っても、内実社員はどうでしょうかね?。
場合によっては、気分が悪くなることもあり得るでしょう。
そもそも銀行員にとって、出向とは片道切符。
ある種のクビに相当するわけですから、新天地で野心を変に燃やされれば、社内で空回りがありえます。
「会社を変えたい」という意識のある経営陣なら、見守りもできるでしょうし、社員の意識改革にもなるでしょうが、そのような意識や、社員と意識が異なる変革を希望している場合、まず齟齬が発生して、社員の離反を招く事にもなります。
その銀行出向者に、何をやらせるか、どこまで権限を委譲するかを考えておく必要はあるでしょう。
情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。