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定年迎えて、楽しい職場でしたと言える人が恨めしい

 長くIT業界にいます。
 しかし、業界特有でも離職率の高さよろしく、私自身も結構な転職をしてきてます。
 派遣を含めれば、非IT業界の企業勤務経験もありますが、一貫してSE業に就いてます。
 大手Sierの経験はありませんが、大小さまざまなランクのIT企業での勤務経験もあります。
 
 定年。
 果たしてIT業界に定年者なんているのでしょうか?。
 
 いる事はいますが、少ないですね。
 というか、定年まで迎えられる人は、上位の企業くらいと言えなくもないです。
 
 IT業界に限らず、定年を迎えて「良い仕事人生を送れて楽しかった」と言う言葉をネットで見かけると、とても恨めしいです。
 どこの企業でも、そんな事、少しも感じませんでした。
 
 搾取され続けた人生。
 定年は、今60歳でない企業が増えてきましたし、外資や上位クラスの公務員や銀行員だと55歳くらいが実質定年扱いでもあるようです。
 私自身、その年齢が見えてきてます。
 
 全く、会社と言う場所に恵まれませんでした。
 そもそも、そういう集団にマッチしない人間だったのでしょうね。
 
 まあ、ある意味、今の企業は完全在宅で、自由に仕事をコントロールできる社内SEでもありますし、強制飲み会もなければ、ハラスメントにおいては、かなり厳しく監視(管理職に対しても)しているので、良い環境で働かせて頂けているかなと感じてはいます。

情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。