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羽化の直前と新緑

コンニチハ。

今年はだいぶ長めの帰省をしてきました。

すっかり気持ちもリフレッシュ🍃
いろんな人に話を聞いてもらい、年始から昔の友人らに偶然の出会いをして弟妹達とも久しぶりにいっぱい喋りました😶‍🌫️

(新年早々、震災や飛行機事故など心が痛むニュースが多いですが、、、)


12月の下旬からストレスから来る体調不良と耳鳴り、不眠に悩まされていたので年末年始こそはゆっくり大好きな人達と過ごすんだと心に決めて23年を終えました🫡



無事、ミッションクリアです👌
私の周りには、程よくバカな事で楽しみながらしたい事に真っ直ぐに頑張れる人達が多いんだよな💭 尊敬出来る、自慢の人達です꒰ঌ⸝ဗီူ⸜⸝ဗီူ⸜⸝ဗီူ⸜⸝ဗီူ⸜໒꒱



そして今年は、10代に諦めた夢を形を変えて
もう一度追いかける決意をしました。普段から友人達とはいろんなしたいことを話し合うんですが、

『どうせなら皆んな巻き込んでやろう』『1人じゃ出来ないから手を借りよう。』年末に布団でゴロゴロしていたら、考えが降りてきました🧚‍♀️



「したい」を一緒に追いかけてくれる友人らにこの場を借りて

いつも話を聞いてくれて、背中を押してくれてありがとう!

(いつもnoteちゃんと読んでくれてるの知ってる🫢)

それと
頑張りたいって思わせてくれる尊敬する人たちが
ずっと背中を見せ続けてくれてることにも大感謝デス。

前回も評判が良かった、私が好きな映画、本、美術などなど。

今日は何を載せようってギリギリまで書いては消しましたが
萩原慎一郎の歌集『滑走路』から厳選の2つを。

思いつく たびに紙片に 書きつける 
言葉よ羽化の 直前であれ

「おにぎりと緑茶」より

あの頃ノートに殴り書きした事が、パズルのピースのように感じるし

あの角を 曲がればそうさ 新緑に 
出逢えるはずと 心踊れり

「新緑」より


あの角“が地図で見つかった気もする。

息をするように躓く日々の先に

転んだ先に見える新しい世界を楽しめたら


なんてね。ちょっとかっこよさそうな事を言ってみました👼🏻今年の抱負と年末年始の日記のようなnote.デシタ。

ではまた🖐️


余談①

(今回もあるんかいって思った方は飛ばしてネ😉)


滑走路の作者、萩原慎一郎。
もしかしたら水川あさみさん主演の映画『滑走路』なら知ってる人もいるかも?


滑走路を原作にした現代のオリジナルストーリーです。
32歳、自身初となる歌集が出版される直前で突然この世を去り初出版が遺作に。非正規、いじめを経験しながら書き続けた歌人です。

かという私は映画を観ていませんが🙇‍♀️

普段本を読み慣れていない人からすると
「歌集」って聞くだけで身構えてしまうかもしれません。

けどこの歌集の発売はまだまだ最近の話で(2017年出版)
上に書いた2選からもわかるように読みやすいです。

非正規雇用、いじめ、恋愛など苦労のなかに
希望を何とか見出そうとする心強さ垣間見える弱さ
詩、一つ一つから感じます。


余談②

書くか少し迷うのですが、同じ想いを持ってる人もいるかと思って完全に主観が強い内容を一つ。


映画が発表された2020年。
書店ではどこに行っても入り口付近に置かれていました。
大きいPOPには『遺作・映画化』の文字。


何が言いたいかっていうと
歌集としてとてもいい作品だと私は感じました。

ただ、そこに「遺作」っていう単語が付くだけで本来の良さを下げてしまっているような気がしてならないんです。

「映画化」されることによって、
“彼の死”が美化されてしまう気がして。


まだ彼が生きていたら映画化されたのでしょうか?
“遺作”なんて付けなくても本は重版されたでしょうか?



なんて事を考えてしまいます。
まぁ全て「たられば」の話に過ぎないけど



きっと、
辛い日々の中の希望が夢を追いかける事だったのではないか
出版が決まって夢が叶った途端、全ての糸が切れてしまったのではないかとそんな風に感じました。

超絶な主観です。ふ〜んぐらいで流してください


最後に

きっと私は今後とも、映画を観ることがない気がしています。決して映画を悪く言ってるわけではなく歌集と映画は別の物だと捉えているから。


生死関係なく、一冊の作品として尊敬の念を込めて
日常で寄り添う歌集であってほしいから

なので、周りで映画を観た方がいれば
感想教えてください。(それは聞きたいっていうワガママ)



重たい内容になっちゃった!!!!
次は重くないやつにしよう、、(反省)

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