見出し画像

地獄の花が綻ぶ

in bloomの話だよ。
端的に言って歌詞が地獄。

この曲ずーーーーーっと、永遠はない・結末は変わらないって歌ってるの。
2年半という活動期間が決まっている、華やかなアイドルを始める彼らの1stにそれを出してきてんの。すべて枯れるって。そしてそれを半年間ひたすらファンに聞かせ続けてるの。刷り込みすぎでしょ。地獄過ぎて笑うわ。

朝が来る 昨日とは違う眩しい Light
目覚めると 縮こまってた花びらは咲く

*1)最も美しく 世の中をすべて染めても
永遠なものはないって 結局すべて枯れるから

僕は運命さえ Change
君に向かって On my way
逃さないように Chase
Yeah, It's all because of you

*2)僕はただ知らないふり 繰り返す Day after day
結末は変わらなくても 僕は走っていく


*3)僕は信じる 僕の中のFaith
すべてが変わっていく時
僕の一番輝かしいこの瞬間 君にあげる

*4)Oh oh oh oh Oh oh oh oh
My day 始まりと終わりは君
Oh oh oh oh Oh oh oh oh
君にあげる

揺れずに咲いた 花はない 君も知ってるだろう
来てない明日は 考えない 君だけを思う

*1繰り返し

僕は運命さえも Change
君に向かって On my way

*2繰り返し
*3繰り返し
*4繰り返し

やっと踏み出した僕の第一歩が
震えてきても
止められない For you and me

君に向かって 毎日走れば走るほど 止まれなくなることを
知っていながらも怖がらず飛び込む もっと深くハマっていく
君の唇に花咲かせた My name 永遠に枯れないように
呼んでくれ Cause you're my way
Come on

*2繰り返し

I'll give you every first 最初で最後の Love
僕の一番輝かしいこの瞬間 君にあげる

*4繰り返し
すべて君にあげるよ

Cause of you
Yeah It's you

君=ファン=投票者
かなりファンと歩むものだと歌っているし、お前の始めた物語だとも言われている。グループは確実に終わりますけど個人は終わらないので永遠に応援してください。そう言われているので。義務くらいの勢いで言われている。

実際歌詞にある通り、デビューしたこの始まりの期間というのは本当に輝かしく夢と希望に溢れていると思う。規模の大小問わずみんなそうだろう。
どんなアイドルに聞いても、デビュー時の心境は答えられるんじゃないかな。
そして終わりもZB1の場合は決定済みなので、始まりと終わり両方とも君にあげるなんですね。なので居てください。最後にありがとうございましたと彼らが頭を下げる瞬間までファンは居てください。

day after dayは来る日も来る日もなんだって。悪い意味の毎日なんだってね。
ジウンが旧アイドル時代、そんな発言をしてるんだよね。まさしく悪い意味で毎日毎日同じで不安がってるの。何も変わらない、何もよくならない。
それに加えて何がどうあってもZB1の解散は決定していて、だけど走るしかない。労働者アイドルはそうすべきだし、それしかできない。
私この歌詞を見た時絶句したわ。ようやく成功グループに入れた経験者これを歌うのかって。

お花モチーフとかじゃないじゃんこれ。いや確かに花だけどさ、枯れるから美しいどころの世界じゃないんだよ。そんな侘び寂びみたいな優しさじゃない。咲いている一時の、外見だけの美しさじゃん。

しかもジウンが「知っていながらも怖がらず飛び込む」ってパートなの。経験者が、過去にアイドルをして活動もファンの存在というものも分かっている経験者が。
全体的に"君=アイドル業・存在"としても通じるなとは感じる。
でもさすがに君の唇はファンの唇そのまま。みんな名前呼んであげてね。
youは確定でファンなんだけどな。

この曲はさ、現メンバー宛書ではないと思うのね。
オーディションでデビューする新人アイドル(経験者もいるだろうね)というボイプラに当てはまるように作られているはず。
ただその中で思ったよりジウンにはまるものがあって……

この歌詞はあくまでもMVの日本語字幕から取ってきたもので、韓国語で作られたニュアンスは違うのかもしれない。もっと平和かもしれない。けどしつこく結末は変わらないって言われてることに違いはないと思うわ。
それに君にすべてあげるってのも、アイドルの自己犠牲だなって思う。ずっとカメラが付いて回り、表情も言葉も身に着けている物も一つ一つ見られている、そして好き勝手に言われる。そういう彼らのすべてです。

君=アイドル=彼らの夢見たものだとしても通じるんだよ。
君にあげるというのも、アイドルという偶像活動に貴重な若い時間を捧げると言える。内容としては上に書いた通り自己犠牲で同じなんだけど。
苦労せずに成功したものはいない。来てない明日(些末な不安)のことは考えず君だけを思う(トップを目指す)。と読めてしまう。
普通に君=ファンでいいとは思うけど、何個かイメージを混在させているかもしれない。

私は基本的に歌詞というのは無視して音だけ聞いているので、とても後になってから歌詞を見たのね。そうしたらまぁ優しくない可愛くない歌詞でした。何をどう読んでも枯れる2回、結末は変わらないと3回言われてるので。
咲き誇るよ!! みたいな歌ではない。

日本版が訳詞ではなくて日本用歌詞だったら面白いけど、無いだろうなぁ。


0:30リッキーパートでみんなが床に座って足を上げて回すでしょ。あの動作が綺麗だなと思ってジウンに注目することになったんです。
正確に言えば、回した時ではなくその後に左足に突っ込んで交差させて伏せて戻るという動作の淀みなさ。

1:58 マシューが背伸びしてふわっと上がって深く下がってまた上がるんだけど、こういうのは彼が得意。その後も見てるとそう。花弁が舞う柔らかさ
2:22 円になるのは意外に早いのでちゃんと掴む子と掴まれる子が決まってんだなって面白い。あと、みんな手首掴んでるんだけど、ユジンは最後に円を作るギュビンには手を掴まれてるの。

歌詞の繰り返しが多いのに、配置構成としては色んな事をしているのが面白いところかな。
あとはアイコンタクトしてる場面も多い。向き合うシーンで笑ってるのも、関係ないとこで横向いて目を合わせてる子もいる。音としては明るいので笑顔も多いしね。
ジウンオタクとしては、サムボクズパートもその前のハンビンとの毎度のアイコンタクトも可愛く見てます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?