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小豆島 中山地区

飛行機、バスを乗り継いで正午に高松港に到着。港にはキッチンカーと椅子とテーブルが新たに設置されていて、昼飯にネパールのタンドリーチキンナンサンドを胃に押し込んだ。ラッシーで追い流し込みも忘れずに。海を見ながら優雅な食事ではない。あと15分で小豆島の土庄港行きのフェリーが出航してしまうのだ。キップ売り場へ駆け込み、車をフェリーに載せようとする別の利用者とフェリー会社員の遣り取りに苛立ちながら待った。番が到来するまでに現金を握り釣り銭無しする準備完了。「大人片道一枚で」、キップを掴み桟橋へダッシュ、船員に渡す。フェリーの客室への階段を昇りながら、昼飯のナンサンドが胃で暴れていた。席はー?と見渡した。あった。これで一時間の船旅はなんとかなった。土庄港10分前に、アプリでレンタサイクルを予約した。フェリーは到着し、降りた。

作コシノジュンコ

土庄港待ち合い室の顔、コシノジュンコがご創造された大明神?にオッスオッスと挨拶と撮影。レンタサイクル(電動アシスト付き)に跨がり、中山地区へ。途中「宝生院のシンパク(真柏)」を見ることにした。前から存在を知っていた。さすが国指定天然記念物。





電動アシストは上り坂ではマジでありがたった。15時前に中山地区に到着。デカい竹細工が見えた。


野生動物との死闘の予感


棚田とゼロ(作品名)


稲刈り中


入り口


寝転び天を仰ぐ


地を見る


屋根っぽいところ


窓から棚田

途中で靴を脱いで、常時青竹踏み状態になった。向こう30年は踏んだはず。手の込んだ秘密基地のような感じで童心に帰られる作品だった。鑑賞者に子連れもいて、子どもが笑顔になっていた。

自転車に跨がり、集落の飼い犬に吠えられ、山を登っていった。傾斜がキツくアシストでも漕げなかった。降りて押した。バッテリーと駆動装置せいで重たかった。周りはだれもいなかった。

湯船の水



甘く感じた水がくたびれた体に染み渡った。帰りは漕がなくていいが、飛び立たないようにするのに制御した。


池田港でレンタサイクルを返却し、高松港行きのフェリーに乗れた。本日はここまで。

私の2022の瀬戸芸の鑑賞姿勢は作品だけを追いかけるのはやめて、土地土地の元からあるものにも注目する方針だ。

参考


たぶん旅行の代金になります。