見出し画像

観音寺市 伊吹島・天空の鳥居

高松駅から80分ぐらいかけて香川県最西部の観音寺駅に到着、改札口から川を渡り観光案内所でレンタサイクルを借りた。伊吹島への旅客船の港と天空の鳥居への足掛かりとするためだ。15分もかからずに港に到着。定員を満たしたようで船は定刻より早く出航した。定期便に乗れなくても瀬戸芸開催中は臨機応変に臨時便を出航してくれることもある。伊吹島は港からすぐにエグい坂がある。10分ぐらいがんばって作品のある集落にたどり着いた。旧伊吹小学校でお弁当の予約をした。まずは2019年の私の一押しの「伊吹の樹」を目指し迷路のような道を進んだ。


コロニーレーザーに見えてしまう

以前より表面の板がくすんで土地に馴染んだように見えた。

旧郵便局の建物を利用した「つながる海」。日本とジャワ・インドネシアに見られる類似性を基にしたようだ。

入口



お風呂(作品ではない)







圧倒的な情報量に溺れた。旧伊吹小学校の2階の教室で「ものがみる夢」。

漁で使う網が張ってある


網の迷路



湯たんぽ
水が入っている


水に関する道具が網の上に飾ってあった。伊吹島は1973年まで水道が整備されておらず、雨水を貯め込み生活に利用していたことな由来する。


1階の職員室は2ヶ月に1度理髪店として営業するらしい。そろそろ11時お弁当ができあがるころだ。


弁当だけで撮ればよかった



税込1200円で、いりこを極めたいりこづくしの料理。食文化も作品の1つだ。これを食べに伊吹島に行っていると過言ではない。駅弁にしてくれー。左上のうどん粉餅という蒸し饅頭はズドンときた(満足の意)。

なんとなく撮影した

港を経由していりこ加工場とおりすぎて10分以上は歩いた。「浜辺の歌」。アラビア湾岸文化圏で女性が漁の無事を祈る儀式を伊吹島の女性とともに行った映像作品と儀式で燃やしたヤシの葉の籠のインスタレーション。





燃やしたヤシの葉の籠

映像は撮れないので省く。アラビアに漁業があったことに驚いた。原油や貨物を運ぶタンカーのイメージしかなかったので。急ぎ気味で港に戻り船に乗れた。観音寺港からレンタサイクルで銭形砂絵のある琴弾公園へ行って高屋神社行きのバスを予約した。バス待ちの時間を利用して砂絵を撮った。

マイクロバスで離合の難しい道を約30分乗った。下りた場所からエグい坂を上りたどり着いた。



たぶん伊吹島


玉ヒュン




下から


高屋神社本宮


バス停留所近くから覗き見る

小雨混じりで濡れた石段は恐怖でしかなかった。晴れてないのが悔やまれた。絶景に違いない。

エグい坂と公共施設は和式便器の多い街、観音寺市。足腰膝にクる冒険だった。


たぶん旅行の代金になります。