君は、

新入社員として社会人になってから、およそ半年が経った。人はここまで図々しくなれるのかと思うくらい、職場で私の芯を見せすぎた気がする。その証拠にジャニオタの先輩が釣れ、2週間に1回オタ活をしに行っているくらいにはだいぶ芯が丸見えだ。ジャニオタキャラが定着したおかげで、「彼氏は??結婚したい??」とかいう反吐が出るテンプレ社会人あるある会話をしなくて済むのはとても有難い。

社会に出てから節々にジャニーズという柱の存在の大きさに助けられているなあと感じている。金銭的余裕が生まれたからというのも一つの理由ではあると思うが、なにより1番の理由は、自分でも感じ取れていない無意識に受けているストレスを、ジャニーズを摂取(世界一正しくない動詞)する事で、和らぐと感じているからではないかと思っている。実際私の好きな彼に思いを馳せている時間は、何者にも変え難い幸福を感じられる。因みに私の好きな彼に関しては、私の名前で察してください。。私なんかが名前を出すのが烏滸がましいので。。。

彼の奏でる音が、彼の振りまく笑顔が、彼が表現する世界が、彼の全てが私の全てであり、彼を理解することが私の生きていく上での道標である 彼は何を思ってアイドルになって、続けているのだろうか 彼を構成する全てを知りたい、知りたくない、近づきたい、近づきたくない 矛盾した天邪鬼な思考に酔いしれながら、今日もこの世界の交わったことすらない彼に思いを馳せる この先もきっと彼が輝く姿しか知らない私だけど、きっとこの距離感だからこそ私は貴方を好きでいられる秘訣なので、これからもステージの貴方に焦がれます 恋とかファンとかそういうのじゃない、複雑な気持ちで

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