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元日から虚無

大晦日、コミケ戦士となり寒空の下長蛇の列に並ぶ。
元旦、初詣に並ぶ。
仮眠をしてから電気屋に並び、ラフォーレに並ぶ。
一度帰宅。
荷物の整理をし、不用品をアキバに売却へ。
査定まで2時間半。
そうしてようやく今日初めての飯(カップ麺)を食う。

思えば今日、誰とも会話せず終えようとしている。

なんだか買っている時の期待感、高揚感が一気に冷めてしまった。
麺を啜りながら頭をよぎるのは売られてしまった実家のこと、そこで起きていた悲惨な毎日のこと。もうぼやけて思い出せないあの日々のこと。
私は親に支配されることが当然と刷り込まれていたので、どれだけ辛くても何もできなかった。反抗する態度を少しでも見せると倍で暴力を振るわれた。殴られる時に反射で避けるともう2回殴られた。
助けを求めることは、反抗それ即ち、最悪殺されることを意味すると、本気で思っていた。

時はすぎ、今は親と相続で争っている。
私はやっと自立を手に入れ、親と対等な立場で争うことができるようになった。
まだ、親は抵抗する私を殺したいだろうか?
私はそのうち殺されるのだろうか??

それが彼女なりの、親として身勝手に子供を産んでしまった責任だと言うなら、甘んじて受け入れようではないか。そして彼女にはその罪を必ず償ってもらおう。そして、私を産んだことを一生後悔してほしい。

カップ麺を完食。

どれだけ散財して着飾って消費しても、そこから何もうまれない。誰のためにもなっていない。そんな虚無感に襲われている。
まだ自己肯定が足りないのだろうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます! こんな感じでちょっとズレた記事を掲載していく所存ですので、気に入ってくださったらぜひスキ・サポートのほどいただけますと励みになります!