ひきこもりは日本だけの問題じゃない

以前、プロフィール『さらに細かい自己紹介』でも書いたことですが。

フランスでもひきこもりが問題となっているようですが、フランスではひきこもりに(日本のような)ネガティブなイメージはないそうです。

(参考記事:上記プロフィールでもリンクしましたが、ここでも。

なぜフランス人は「ひきこもり」を誇れるのか? 日本人医師に聞いた

AERA dot.様の記事です)

その後わかったことですが、ひきこもりは日本とフランス以外でも問題になっていて、なんと「Hikikomori」という英単語まで存在するそうです。

津波が「Tsunami」でそのまま英単語になったようなもんですね。

(参考記事:『世界のひきこもりについて。

101カレッジ様の記事です)

上記リンク先の記事の一部を引用させて頂きます。

ひきこもりの多い国には、日本、韓国、中国、イタリア、フランスなどが並び、家族主義であることが共通点に挙げられています。
一方、アメリカやイギリスといった個人主義の国では、社会に参加できなければホームレスになるため、ひきこもりは大きな問題ではないよう。実際、若者のホームレスの数は、アメリカで160万人、イギリスで25万人にのぼるといいます。(日本は1万人以下)

というわけで、個人主義の国ではストレートにホームレスになってしまうので、問題としての「ひきこもり」はさほど深刻ではない、となるわけです。

……って、それ「ホームレス」という別の問題になっただけやん。

こういうことが何故起こっているのかと言いますと、その中には「全世界がそれなりに発展したから」という理由も含まれています。

ネットで得た情報で恐縮ですが、世界的なベストセラー『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』という本に「発展途上国に未だに分類される国は6%しか残っていない」という旨の記載があるらしいです。

つまり、それまで「仕事として成立していた労働需要がなくなって失業し、再就職もできない」という人がたくさん出てくるのも、当たり前のような気がしませんか?

というわけで、ひきこもりは日本だけの問題ではないですし、だからこそ「ひきこもりを本人の自己責任とするのは、やっぱ違うよねー」ということを書きたかったのでした。

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