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日常から非日常まで。「電車コント」の話。
宣言後、大学の講義が完全にオンラインへ移行し、もっぱら乗る回数が減ってしまいました。通学定期、もったいないから払い戻しをしたいのだけれど、いつ対面授業が復活するかもわからないので身動きが取れないのが最近の悩みです。
今日は電車が舞台のオススメコントを紹介します。
思ったのですが、電車って確かに人間観察にもってこいの場所ですよね。
色々な年齢層の人がいて、周囲の会話がナチュラルに聞こえるし、もし目が合いそうなら窓の外に視線を外せばいい。暇つぶしに何をしているかで人となりが少しだけ分かったりするのも面白い。全く会話せずに他人とあの距離感でいるのって電車だけですもんね。
いろんな人がいるからアイデアも浮かびやすいのかなあ。
うわ〜ありそう!な日常系から
できるだけ遭遇したくない非日常系まで
今回は3本ピックアップしてみました!
①かが屋 「くちびる」
かが屋は電車がテーマのコントが他にも何本かありますが、中でもイチオシがこれ。
たとえうとうとしていても、コンプレックスに関する単語だけはなぜかダイレクトに鼓膜へとダイブしてくるあの現象何なんでしょう。
その単語以外の内容が聞こえてこないと余計に「えっもしかして自分のこと?」ってなるんだ…あの機能いらない…自意識過剰が加速する…助けて…
あと、子供の無邪気さって無敵すぎてたまに脅威へと変貌するのめちゃくちゃ分かります(大げさ)。
ボケとツッコミの役割分担がないからこその「ありそう感」。分かりやすい状況説明もない分、お客さんが理解し始めたタイミングでじわじわと笑いが広がっていくのがすごく好きです。個人的にかが屋のネタはお客さんの笑い声も込みで完成されている気がします。いつかライブで見たい…!!
「いない人が見える」というのはかが屋のネタ動画ではおなじみのコメントですが、今回もやっぱりそう。第三者(+その他大勢)が見えてくる魔法。むしろ自分も乗客の一人なのかと思えてくるほど。自分の向かいの席で起こっている出来事?
そして加賀さんの圧倒的顔面演技力。コント師さんって演技派な方が多いけど、加賀さんはずば抜けている気がします。表情で心の声を全部語れるのなんなんだ…!
肩を小突かれたパントマイムもうますぎて混乱。実はかが屋って透明人間とのトリオだったりしませんか?絶対そうだよ、絶対そうだ!!!(大声)
そしてこのネタ、賀屋さんしか喋っていないことに気がついて戦慄しました。
台本どうなってるんだろう…!
トンツカタン 「電車」
実はこのネタを紹介したくて今回のnoteを書きました。
サムネがもう強い。こんなん面白くないわけがないので絶対見ます。
かが屋に続いて顔ツッコミが炸裂。森本さんの表情は加賀さんよりオーバーめなので、コメディ感が増してまた違った良さがあります!
やばい二人vs森本さんというお馴染みの構図。やっぱり存在してないレベルでいないことにされている森本さん。強く生きて。
お母さんとの電話のみ良しとされている倫理観何?
そしてそれすらも即座に裏切ってくるのでいよいよ本格的にやばい人であることが発覚。降りたい、次の駅で降りたいよな森本さんわかります…。
そしてこの状況で一番起きて欲しくない出来事に見舞われてしまうのですが…いやこれどういうオチ方なんですか全員やばいやつでした。
トンツカタンのネタ動画は概要欄もお楽しみの一つ。要チェックです!
蛙邸「電車」
またもやサムネがお強い。今回は中野さんがやばい人の回だと察する。
そして開始1秒後で確信に変わります。もう様子がおかしいよ?
すごい、悪者を暴力でどうにかするだけでなく、何らかの力を行使して悪いところを断つ処置までしてくれるのか。どういう業界の人?と思ったら全然まだ未成年で余計に怖くなりました。寄せ書きTシャツを毎日着回すほどピュアなんだこの子は。
「あんまり土足で踏み込まない方がいいよ」って、知り合いたての人に言われたらへこむ言葉ランキング一位かもしれないです…アッすみませんとだけ言い残して泣き寝入りするかも。急な突き放し方が凄まじい。
でも、紫の輪ゴムで喜べる人とは友達になりたい…スーパーの天ぷらコーナーにある赤とか緑のやつでさえテンション上がるのに、紫見つけちゃったらそれは確かにポケットにしまうかもしれない…。
圧倒的に奇妙だけどなぜか魅力があるサッカー青年と、なんだかんだつぼってしまう岩倉さんのやりとり、いつまでも見てられる不思議。これ本当に8分もあるんですか?
後半ほとんど電車内である意味がなくなっていますがそんなことは忘れてしまうほど中毒性のあるネタです。
おうち時間のお供にどうぞ!
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