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手首を労わる"動く"リストレスト

どうもおはなです。
昨日は職場のソフトボールの試合に出場したのですが、運動不足で思うように体が動かず。長いこと続けてきた筋トレを中断してしまっているので、今後の健康のためにも、そろそろ再開しようかなと思います。

皆さんは、ご自分の体を労っていますか?
日常生活から外出が減り、お家で過ごす時間が増えている今、必然的にデスクに座っている時間も長くなっているのではないでしょうか。
デスクで長時間同じ姿勢で作業していると、目の疲れや肩こり、腰の痛みなど、いろんな体の不調の原因になってしまいます。
そこで、私を含め多くの人が、昇降式のデスクを導入してみたり、PCスタンドを活用してみたりと、様々な工夫で体に優しい環境づくりに取り組んでいることかと思います。
今回は、体に優しい環境づくりの一環として、簡単に取り入れることができるおすすめのガジェットをご紹介します。
それでは早速行ってみましょう!\パチパチ/

《エルゴノミックデザイン》

テレワークが一般的になるにつれて、「エルゴノミックデザイン」なるワードがついた製品をよく目にするようになりました。
調べてみると、「人間がより無理なく効率的に使えるツールや環境」を研究する“人間工学”に基づいて設計されたデザインを指すようです。
つまり、エルゴノミックを標榜する製品は、人間の身体特性に合うように作られた、まさに“体に優しい”製品というわけですね。なるほどー。
みんな大好きlogicoolからは、エルゴノミックデザインの製品に特化した、"Ergo"と銘打ったシリーズが展開されるなど、特にITの分野で注目されております。

【リストレスト】

DELTAHUB Carpio 2.0 - Ergonomic wrist rest(Sサイズ,右手用,Black)
今回の主役ガジェットは、先ほどお話ししたエルゴノミックデザインの思想に基づいて開発されたリストレストになります。
海外のデスク愛好家やガジェットマニアをウォッチしている方なら、1度は目にしたことがあるかもしれません。
背が高めのキーボードを使っている人は、キーボード用のリストレストをセットで使用していることが多いですが、マウス用のリストレストは、まだそこまで一般的ではないかなと思います。
このリストレストを導入するとどんな良い事があるのか、簡潔にまとめてみました。

推しポイント
・手首に優しい
・かっちょいい
・持ち運び楽チン

DELTAHUBによりますと、日常的に2時間以上マウスを操作する人は、「毛根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome)」という手首の神経症を発症するリスクが高まるそうです。
このような手首のトラブルを未然に防ぐために、DELTHUBの創業者が、医者や専門家とチームを作って共同開発されたのが、この「Carpio 2.0」というリストレストです。

手のひらにジャストフィット

手首だけでなく手のひらの付け根にフィットする形になっており、手首が無理な角度で固定されるのを防いでくれます。右手用と左手用があり、サイズも2種類(S/L)ラインナップされています。(以下はサイズ選びの参考動画)

手首に優しいだけでなく、見た目もミニマルでかっちょいいですよね。どんなに機能面で優れていても、いかにも健康器具みたいな見た目だと、やっぱり使う気にならないもんです。
さらに、コンパクトで軽いので、職場や自宅はもちろん、カフェや出張先などにも気軽に持ち運んで使うことができます。コンパクトなマウスとは特に相性が良いかも。

【3ヶ月使ってみた感想】

私の手元に届いたのが昨年の12月中旬だったので、使用開始してからちょうど3ヶ月ほどが経過しました。実際に使ってみて感じた、良かったところと気になったところをまとめてみました。

良かったところ

・手首が楽
・手触り◎
・滑り◎

結論から言うと、“慣れるともう手放せない”といったところでしょうか。
このリストレストは、他の企業が作っているものと使用方法が大きく異なっており、“固定せずにマウスと一緒に動かす”構造になっているのが特徴です。
リストレストの裏側は、特殊な加工が施されており、さらに接地面積が小さくなるよう工夫されているため、フェルトのデスクマットの上でもサラサラと動かすことができます(2.0にバージョンアップされた際の改良点)。

裏面はこんな形状

この構造のため、今までは手首から先を振ってマウスを操作していたのが、「Carpio 2.0」を使用すると、自然と肘から先全体を使ってマウスを操作するように矯正されます。
実際に手が触れるシリコンパッドも、ちょうどいい反発で手触りが良くていい感じです。

気になったところ

・慣れるまで時間がかかる
・人によっては合わないかも
・ちょいお値段が高い

気になるところとしては、このリストレストの操作感に慣れるまでは、なんとなく気持ち悪く感じます。
また、使い初めの頃は、キーボードを打ってマウスに手を戻す際に、リストレストに手を置く場所がしっくりくるまで調整が必要で、慣れるまでは少しストレスを感じました。

しかし、根気よく(2〜3週間位)使って慣れてくると、この操作感が非常に自然に感じるようになってきますし、一発でちょうどいいところに手を置けるようになりました。
今では、偶に家に忘れたりしてリストレストなしでマウスを操作すると、逆に違和感を感じて集中できない程、この感覚は病みつきになります。
ただし、他の人のレビュー読むと、結局あわなくて手放したという意見もあったので、人によっては合わない可能性もありますのでご注意を。

【購入履歴】

残念ながら現在国内では販売されていないため、購入したい場合は、公式サイトから個人輸入する必要があります。
公式サイトではヨーロッパに本拠地を置いている企業と記載がありましたが、注文してみるとスロベニアからの発送で少し驚きました。

トータルでかかった費用

「Carpio 2.0」は前から気になっていたのですが、Instagramでオレンジ色の交換用パッドが限定発売されたことを知り、即注文してしまいました。オレンジに弱いんです…。
リストレスト本体と交換用パッドを購入してかかった費用は、以下の通りです。

オレンジパッドに交換、映える

Carpio 2.0 本体:29.90ユーロ
交換用パッド:19.90ユーロ
配送料:14.90ユーロ


合計:64.70ユーロ

日本円(当時の換算レート)で約8,700円と、思ったより高くつきました。
Carpioは、複数個買えばそれだけお得になりますよシステムの対象なので、キーボード用として両手分を購入するか、他に欲しい人を募って共同購入すれば割安に購入できます。

かなり割引になる!

注文から配送までの流れ

スロベニアからの配送は初めてだったので、どんなルートを辿るか不安かつ逆に楽しみでしたが、結果としてはドイツまで陸送(イタリア経由)されて、そこからは航空便(香港経由)で届きました。
配送会社は安心のDHLで、かかった日数はこんな感じです。


注文…12月12日
発送連絡…12月13日
スロベニア発…12月13日
ドイツ着・発(ライプツィヒ)…12月14日
香港着・発…12月15日
日本着(関空)…12月16日
九州着(佐川急便引き渡し)…12月17日
配送完了…12月18日


所要日数:7日(発注日と配送日含む)

なんとスロベニアから日本までちょうど1週間で届きました。
やっぱり割高ですが DHLはスピード感と安心感が違いますね!
これが各国の通常郵便とかだったら、年内にはお目にかかれなかったことでしょう。

以上、個人的にはかなりハマったリストレストのお話でした。
手首に優しく、デスクのちょっとしたアクセントになってくれるリストレスト、気になった方は是非周りの人に声をかけて、共同購入してみてはいかがでしょうか。
こんなコアなガジェット、なかなか賛同者を見つけるのは難しいでしょうが…。
今回も記事を読んでいただきありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。

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