見出し画像

1日1時間・月100万円のコツ(Chapter1-Section12)

 2000年、株式投資を始めた頃のトレード環境は、Win98。メモリーは256MB。
 同年、ソフトバンクがモデムを町中に配布。このキャンペーンで、ADSLは急速に普及しました。あれは(ISDN)は何だったのか?と、その速度に驚愕したものです。
 Googleの検索速度も群を抜きました。YahooからGoogleへの大移動も、この頃に起こりました。
 
 さて、当時のインターネットの接続サービスは、資本主義による市場原理が働く原動力になりました。
 ネット銀行・ネット証券が登場し、オンラインゲームや2chが流行りました。まさに、ニューノーマルの幕開けでした。
 
 昔は、証券会社に電話して売買取引をするのが主流で、相手は人間なので手数料も高額。投資は一部の富裕層がやってました。
 ADSLの普及で、取引手数料が下がり大衆化され、「デイトレーダー」も増えました。
 しかし、問題もありました。当時のサーバーが脆弱だったのか、ネットなのに約定するのに数十分かかりました。
 注文してもタイムラグのせいで、びっくり仰天のチャートだったりするのです。
 一寸先は闇。約定遅いからスキャルピングはできません。翌日数日先を予想する必要がありました。情報は金なのに、その肝心の情報が遅いのでは意味がない。電話の方が、ネットより有利なんじゃない?と思うほどです。

 20才でホームレスして、がむしゃらに働き、29才で1000万の預貯金がありました。でも、それが祟ったのでしょう。ある日、左腕が麻痺して不自由な生活になりました。脳神経科に通院して色々検査しましたが、原因は特定できず。
 医者に「重度の過労ですね」と言われ、腑に落ちました。
 近年、過労死ラインが提示されましたが、あれを見た時、「数回死んでてもおかしくなかった」と無茶ぶりに反省。

 1年で100万円(月8.5万ほど)貯めたら、10年ほどで1000万は作れます。
 コツは、生命保険等に入らない住宅ローンを組まない物欲に負けない。この3つです。
 もう1つ、1日4時間睡眠を実践していましたが、友人に「マネできる人いない」と言われたのでオススメしません。
 後年、遺伝子検査で判明。ボクは睡眠時間が短くても大丈夫な体質のようです。

 麻痺は、将来働けなくなる不安を与えました。生活費に200万。1000万あっても5年しか生きられません。それが、きっかけになりました。
 もともと投資はやるつもりでいた。その為の下準備も怠らず、自信もそこそこあった。後は実践するだけ。
 
 毎朝6時、テレ東のマーケット情報を確認。日経新聞も読んで、トレードに挑みました。
 数十分のタイムラグにヤキモキしながら、1日中チャートとにらめっこ。一喜一憂する反面、明日どうなるの?の不安も尽きず。これは精神衛生上良くないと、何度も感じました。
 長年やって分かったのですが、下手だと精神状態に悪影響を及ぼします。上手くなると心身共に健康でいられ、経済的自立が享受できます。
 精神に異常をきたしたら、金融業界で働くディーラーやトレーダーは存在しませんよね。下手か上手いかだけです。

 仕手筋にヤラレもしましたが、30万の元手を半年間で10倍にできました。
 コツは、低位株に手を出さない匿名掲示板を見ない情報収集。この3つです。(ボク自身、低位株と掲示板で失敗した経験があります)
 
 さて、トレード環境を『株探』で聞かれた時に、「スマホだけ」と答えて驚らかれました。モニターに囲まれてトレードしていると思われたのでしょう。
 スマホ1台です。

 普段は仕事しているので、売買注文に割く作業は1日1時間です。仕事が終わったら、お金にならないテレビはほとんど見ず、情報収集に余念がない。そんなストイックな生活をしています。
 
 1日5万円が目標額で、20日で100万になる計算です。
 2019年から取引記録を取り始め統計を出しましたが、高確率で達成できています。
 もちろん片手間にやっているので、本業が忙しかったら株はしません。みなさんも本業の仕事を大事にしてください。
 コツは、すぐに成果を求めないお金だと思わない。数字です。単に数字を増やすのです。まったく社会の役に立たない作業です。
 
 最近始めたFXで目標達成できてるので、株は中長期のスタンスに変えました。
 FXもスマホだけ。この難点は1日1時間で終わらないこと。
 まだまだ下手なので2~4時間盗られています。FXって中毒性が高いですね。危険です。8月はかなり睡眠時間が削られました。
 
 下記の有料記事は、投資に必要な事とFXに必要なコツと記載しています。
 今年6月から8月までの株とFXの成績も掲載。FXは証拠金300万でどれだけの収益率にできるか?の実証実験も報告します。

ここから先は

879字 / 4画像

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?