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3Dデータ中心のもの作り

おはようございます。らーめんです。今日は3Dのもの作りについて書いていきたいと思います。

少し昔、「物作り」はすべて実物を基本に考えられていました。もちろん今でも一部産業では「現物」重視の工程を踏んでいます。服は生地を切ってはって、樹脂製品もモールドは手で掘って、プレスされた部品を現物確認して、モールドの現物修正をして、自動車でさえリバースエンジニアリングの工程においてデザインであれば、あくまでクレイモデルが中心でした。

ところが、十数年まえから、データが中心になってきました。3DCADの技術、加工の技術が上がってきたことや、デザイナーや確認する役職の人が、現物ではなくデータをみて判断、決済ができるようになってきたからだと思います。データが中心になってくると、まさにボーダレスになり、内容重視でどこでも復元できるということになり、それにより社会にあふれる商品のクオリティーの底上げが起こりました。

日本とヨーロッパとかでは少し違いますが、ヨーロッパでは、デザイナーが3DCADでデザインし、3Dプリンターで試作していますが、日本の中小メーカーは3D技術者を少し軽視する傾向があると思います。中小メーカーに3D技術を保有している人がいないので、次世代のもの作りに一歩遅れているかもしれません。

語弊を恐れず言うと、世の中を見ても「マーケティング」「マーチャンダイジング」ができる人は多くいて、「発明」ができる人が少ない印象です。発明にはすばやく試作することが必要です。

別の話しにはなりますが、簡単に効率的にお金を稼ごうっといった会社が増え、息が長い商売をするための「本質」「コア技術」「コアアイデア」に取り組む人が少なくなってしまいました。

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らーめん




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