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今週のキングダムPART92第732話「大きな意味」


初めに

 今週は、宜安攻略戦の行方と今後の展望、そして、砂鬼一家の活躍と色んなことがあった久しぶりのキングダムです。
 今回は、マジかよに尽きた回だったので、どうぞ、最後まで読んで貰えると嬉しいです。
 コミックスも発売となり、どんどん、面白くなっていくキングダムを宜しく御願いします。
 これまでの振り返りと今週号は、上記のリンクをご確認下さい。

キングダム第722話「大きな意味」

 3人の巨漢隊長のお陰で、宜安攻略に成功した飛信隊。全部隊は、何とか、入城を成功し、一端の休息を得ることとなります。
 しかし、その代償は余りにも大きく、竜川、中鉄、田有の3人の意識は戻らぬまま。自らを責める李信。干斗は、己の弱さを恥じるばかり。

 しかし、彼等の前に現れたのは、他でもない砂鬼一家でした。
 宜安の礼として、3人を蘇生させると約束します。当然、李信は信用ならない彼等に、拷問させるつもりかと問い詰めますが、河了貂は冷静に治せるかと信用する態度を取ります。
 早く治療しないと手遅れになることや、拷問をしたお陰で人体に詳しいことを話した衣央。苦虫かみつぶした表情の李信は、仕方なく、彼等を信じ、治療を託すことに。
 最善を尽くすと言った彼等の実力や如何に?

 今回の全てを行った飛信隊に対し、楽華隊は、おんぶに抱っこの状態。蒙恬も大ダメージなので、無理はないのですが。
 そして、少し前に話題は蒙恬の言ってた二つの可能性。どちらも、運任せではありますが、赤麗城に戻った桓騎兵の復活と桓騎の生存の道。
 この二つが揃えば、再起は出来るはず。それが出来れば、王翦軍の援軍や、本営の援軍も駆けつけ、逆転の芽があるかもしれないという話しでした。その為、狼煙を上げ、生存報告をするのですが、果たして、吉と出るか?
 しかし、どれも奇跡を信じないといけないことばかりで、1日でもろう城を成功させないといけない過酷な道程でした。

 そして、夜が開けようとしていたその時、砂鬼一家の長・衣央の元に表れた李信。開口一番に、クソ呼ばわりしますが、何と、3人が生存していたことが判明。深々と頭を下げ、感謝を述べます。衣央もまんざらでもない様子。

 那貴は拷問は、この為のことかと彼女に聴きますが、さぁなと返す衣央。桓騎は無意味なことはしないと述べ、再び、桓騎の過去に戻り、彼の謎が明かされようとしていました。

まとめ

 蒙恬にすら、忘れられている壁・・・・。本当に息してるのか?

 とりあえず、城に入り、何とか、生存の道は大きくなったものの、未だ、不透明な状況が続く秦国軍。それだけ、今回の竜川、中鉄、田有の3人の蘇生は、大きな意味合いがあったと思いますぞ。
 この展開は、予想外でした。拷問が得意だから、医療に心得がある設定って、昔見た海外ドラマであったけれど、こう活きるとは、思ってませんでした。
 キングダム謎の回復役の多さたるや。この中でも、彼等の技術は高いのかもしれませんね。向ちゃんのアレ思い出すわ。

 前々回は、終わったと思ってましたが、ちょっと、恥ずかしい限りです。
 生きてて、良かったです。これ以上の損失は控えて欲しいな。無理だけど。
 李信もちゃんと頭下げてて、偉い偉いぞ。
 桓騎様は無駄なことはしないって、花京院かよ。

 全ては、桓騎軍に託されたわけですが、果たして、上手く行くのでしょうか?桓騎軍は減りに減り、王翦軍が救援に来る未来も想像出来ない現状。
 これ程の死地に立たされても、尚、再起を図る彼等に救いの道はあるのでしょうか?

 個人的に、桓騎軍がどういう風に、李牧のいる所に出現するかが、期待大ですが、王翦軍は迎えに来られるかも、不安ですね。来ないと趙滅亡に対する大きな痛手にもなるので、そろそろ、動いて欲しいですが、問題はいつ来るかに、注目ですね。

 そして、明かされる桓騎の謎。砂鬼一家が、どうしてこうなったのか?桓騎様の苛烈な性格と貴族や軍人に対する怒りの謎も明らかになって欲しいです。

次回、お楽しみに。

キングダムアニメ第4期第23話「逆転の猛進」

 

 言ってしまえば、スーパー昌平君タイムでしたね。彼の放つ戦術によって、あれ程の窮地を何とか、乘り切った印象でしょうか。
 彼の持つ兵の実力と烏合の衆とも言える毐国軍の差が大きく出た回となりましたね。幾ら、大軍と言えど、練度の差が出てしまいましたね。

 一番燃えたのは、昌平君の放つ包雷には震えましたね。それに呼応する河了貂は賢い限りです。介億も、褒めたたえたりと師匠と弟子の見事な連携がエモいです。
 流石に、何も知らない尚鹿は怪しんでましたが。

 その甲斐あって、包雷による三方の壁(背後は秦国反乱鎮圧軍、右側は黄竜達が囲み、左側は豹司牙の三方)を囲み、動けなくなった毐国軍の総大将を昌平君達、本陣が討つ一撃必殺の陣形です。

 しかし、戎籊公ワテギは、屈せず、彼等と正面突破する戦略に切り替え、一騎打ちの構えを見せます。そして、配下のブダイに全てを託し、昌平君との1戦に全てを捧げます。

 しかし、勝負は一瞬。昌平君は、腕を獲り、すぐにワテギの首を切り落とし、勝敗は決してしまいます。ワテギも相当、強い部類だったかもしれませんが、先生の前では、噛ませ犬同然でしたね。
 彼の死に際の言葉は、彼等の信念を表していて、何とも切ないような?
 彼にも、彼也の正義があったんだと思いますね。
 昌平君、チート過ぎんだろうが。蒙武ばりの力と李牧なりの知能とか

 敵将を討ったとはいえ、未だ毐国軍の数は有利を維持してましたが、ワテギが討ち取られた瞬間、河了貂のファインプレーで、完全に瓦解。烏合の衆と化した彼は、すぐさま、逃げ去って行きました。

 つまり、この時点で、毐国軍の敗北は確定。1人取り残される嫪毐の虚しさが切ない。

 終戦後、ようやく、秦反乱鎮圧軍に合流した信。そして、語られる昌平君がこちら側に就いた理由。それは嬴政と中華を統べることを夢観る将であり、その夢を託すに相応しい王だったからでした。
 全てを失ってでも、手に入れたかった今回。本当に介億先生乙です。

 政に代わって、礼を言う信。いつものメンバーから、エラそうとか言われながらも、逃げて行った毐国軍を口にしたりと切り替えの早さには、少々、驚かされた様子でした。
 桓騎軍を呼び戻し、函谷関に任せてる様子。次回はあの名場面観られるのかな?ワクワクするぜぇ。

 そして、信は昌文君から、この戦いの終結、それは即ち、長岐に渡った呂不韋との戦いへの決着を意味してました。
 それには、昌文君は大粒の涙を流し、多くの歓声に震える秦国軍の面々でした。

 本当に長かった。暗殺に、反乱等々、数えたら、キリがない程の悪事を働いて来た呂不韋の命運も尽き、全てが終わりを迎えたこの場面は、何とも、感慨深い気持ちがとても、大きいです。
 本当にとことん、嫌な奴だった呂不韋なだけに、ようやくかと言う気持ちでいっぱいです。それもこれも、昌平君の裏切りが無ければ、成功は無かったと思うと恐ろしい限りです。

 そして、今夜のキングダムはその内乱は終り、迎える落とし前の話です。これがもう、しんどいんだけどね。内乱は決しましたが、この話は最後まで観て貰えると嬉しいです。

 次回キングダム第24話「内乱の終着点」お楽しみに。


最後に

 

 いよいよ、新刊も発売しました。いつも、思いますが、コミックスで加筆修正された圧巻の絵柄に、感動しかありません。
 注目は覚醒した李信達、飛信隊と蒙恬達、楽華隊の活躍を是非とも、ご一読いただけると助かります。
 アニメも終了間近ですが、来年の舞台、そして、キングダム3とまだまだ、止まることの無いキングダムをどうぞ、宜しくお願いします。

 そして、もっと、キングダムフレンド増やしたいな。

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 それでは、皆々様、御武運を!!!

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