今週のキングダムPART42第682話「崖上の攻防」


 何とか、あの崖を登り切った飛信隊歩兵団の面々とその活躍により、動き始めた李信。そして、桓騎の謀略により、見え始めた扈輒軍崩壊の足音を含め、お伝え致します。                                      アニメの感想戦もお忘れなく。それでは、どうぞ。                      詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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 反撃の狼煙

 ようやく、敵本陣が陣取っていた丘に到着した飛信隊歩兵団の面々。その先頭を走っていたのは、松佐の槍を託された干斗でした。                 それまで、とにかく、秦国軍に岩を落とすだけだった趙国の兵達も、彼らが登って来たことにすぐには気付かず。彼らの進行を許すことと相成り、やがて、乱戦は始まりました。                       その先頭で躍進を見せたのは、干斗達、松佐に託された歩兵団の一員達。彼らが道を開き、その様子を崇原達、古参組も奮起を見せます。               その上、羌礼も戻って来たことで、戦況は益々、飛信隊の流れへと変わっていきます。                                     

 完全に敵を侮っていた趙国軍の兵達。そんな彼らを追いつめるように、李信も同じく、敵陣に乗りこみ、いよいよ、本格的な闘いが始まろうとしていました。                                      そんな様子に遂に立ち上がるのは、敵である趙国軍右翼の将である岳白公。いよいよ、この闘いも早速、終盤が見えた来たのでしょうか?

 桓騎の罠

 舞台は平原に代わり、一人、馬に乗り、何処かへ走る一人の将軍がいました。龍白公その人でした。罠と分かっていながらも、愛すべき息子曹還の下へ、向かう彼の必死さが全てを物語っていました。                   そして、到着したその場所にいたのは、無惨なまでの刺し傷で殺されていた曹還が木に縛り付けられたままの状態で発見されました。              哀しみに暮れる龍白公を後目に迫りくる雷土達が襲ってきたのでした。

まとめ

 いよいよ、動き始めた飛信隊と桓騎軍による戦でしたが、正攻法で行く無骨な飛信隊と邪道だが、必ず勝利する手を討つ桓騎軍との対比が何とも、心に影を落とすと言いますか。                          正に圧倒的なまでの不利な展開がようやく、明るい兆しが見え始めたのかな?とも思いつつも、それにしても、桓騎様の手は何とも、えげつなく、敵に回したくないような相変わらずの惨さが滲んで、久しぶりに彼という男が味方で良かったなと言わずには、いられませんね。                   

 きっと、やらかすのだろうとは、思ってましたが、徐々にこうやって、内部崩壊を助長するのが、桓騎の目的だったのでしょうが、敵将自らを誘き寄せる為とはいえ、流石に心が病みますね。                 年々、桓騎様のやり口は卑劣さを増しているような気がしますが、これだけじゃないんでしょ?と何処か、彼に期待している自分とそんなことを陰で喜ぶ嫌な自分に嫌気が刺しています。                      

 子供を取られ、あんなひどい目に遭ったら、誰だって、ああなるし、これが戦の常とはいえ、龍白公に同情の余地があるかと言えば、これまで、数多くの秦国の兵を滅ぼして来たので、何とも。                            それに、彼らだって、侵略を阻止したいのだから、何が正しくて、何が間違っているのではない。                                      それが戦争で、理屈なんてない。ただ、勝利することが全ての戦争という愚かで残酷な世界をより一層感じた回でした。                           まだ、龍白公が負けたわけではないので、次回に期待です。               

 そんな中での希望は正に飛信隊の若手歩兵の躍進ですよね。彼らのポテンシャルとタフな体が相まって、たかが、歩兵と侮っていた趙国軍の彼らに一泡吹かせたのではないでしょうか。これもまた、松佐の死が彼らを成長させたと思うと何とも、複雑な話ですが、人は死んでも、人の意志は脈々とつながり、人は皆、誰かのバトンを繋いで生きているってことですよね。                思えば、羌瘣の衰弱や松佐の死により連敗続きだった飛信隊にとって、ようやく訪れた大活躍のチャンス。色んな苦労や努力があったからこそ、彼らは此処までやってきた。そんな全てが爆発することを心から祈ってます。

 そして、遂に岳白公が動き出しますが、どうしても、李信の方が強そうに見えるのは、気のせいでしょうか?あんまりにも、咬ませ犬な匂いがぷんぷんするのですが・・・・・・・。

 とにかく、来週のキングダムもお楽しみに。

キングダム第3シリーズ第10話感想戦

https://kingdom-anime.com/story/detail.php?id=1000955

  今週は何といっても、まさかの主人公登場しない回でしたね。前シリーズでも、ありましたので、珍しいことではありません。 

 そんな主人公の代わりに躍進を見せたのは、王賁と蒙恬の2人。彼らの域のあった連携プレーにより、楚との攻防が益々、面白くなりましたねぇ~。あの楚の2人を意識しているのかなと考えたりして。こういうのは、信苦手そう。

 騰さんの私が抜擢しました、ココココが個人的にツボでした。           

 それにしても、媧燐様の戦術眼は確かなものですね。彼女のあの奇抜に見えて、理にかなった闘い方は実に面白くて、スキですねぇ~。             まだまだ、隠し玉を持っている底知れない恐ろしさが媧燐様のスキなとこの1つですね。

 そんな中、函谷関では、張唐さんは毒でヤバい感じとなり、追い打ちをかけるように、呉鳳明による床弩と巨大井闌車とのWパンチが原作以上にこの戦況のヤバさを煽っている感じが最高にハマってましたね。

 そんな中、いよいよ、来週は桓騎様が動き出します。こちらの桓騎様は相変わらず卑劣ですが、頼もしさすら、感じる綺麗な桓騎様なので、期待してもいいでしょう。

 張唐さんとのやりとりも、そうでしたが、あんなに王族や軍人が毛嫌いする彼が蒙驁にだけは優しい所を見せる理由はいつになったら、分かるのかな?

 張唐といい、桓騎様といい、この2人のツンデレぶりが面白かったですね。                   

 来週は先に行っておきますが、神回確定のヤバい回なので、リアタイ推奨でお願いします。

次回 武将の矜持(きょうじ) お楽しみに


 今回は此処までです。最後まで、読んでくれた同志はスキとコメント御待ちしてます。

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 それでは、皆様、御武運を。




























PS キングダムの展覧会行きたいなぁ~。

   












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