ソードアート・オンラインアリシゼーションwar of underworld第16話 感想
混沌のようなこの回。今回は言いたいことだけを言いたいかと思います。
柳井の裏切りに比嘉君はビビりまくり。しかし、柳井は最初から、敵側でした。NSAに情報を流したのも、彼。アド様の言ってたあの人も彼。その目的は彼が勤めてた須郷の意志を受け継ぎ、彼のやれなかったことをやり抜くこと。死んではいなんですけどね。因みに柳井は須郷と同じラボでALOにて非人道的な実験をやってた助手。あのナメクジでした。
あのアスナさんに触手プレイをやってたクズです。これだけで、殺意が沸きました。本当に度し難いクズです。なんで、そんなことが分からなかったかと言うとそもそも、極秘で進めてたプロジェクトで、人員も中々集まらない中で、ようやく来た中に柳井が紛れてた。まぁ、SAOにはそういう裏切り者がつきものですよね。そんな彼は動いた比嘉君を狙撃します。肩を撃たれてしまいます。
場面は変わり、シノンとサトライザーの戦闘が始まろうとしています。
サトライザーことガブリエルはベクタの心意を手に入れており、心意を吸収することが出来ます。シノンはいきなり、大ピンチ。これはもう、終わりなんじゃと思いきや、彼女のペンダントが輝き始めたのです。
シノンは再び意識を取り戻します。
そのペンダントはデスガン事件でキリトを守った心電モニター装置の電極。キリトの胸に貼ってた物です。それをシノンはキリトやアスナさんにも内緒でペンダントにしていて、アンダーワールドには実在しないのです。イメージが全てのアンダーワールドで、シノンを再び救った電極。これって、シノンさん、キリトガチ勢じゃないっすか!アスナさんのキリトの心拍数と同じ位重いよ。
その中で、シノンのイメージで、ヘカートを呼び起こします。シノンは覚醒します。
いよいよ、シノンは本気を出して、立ち向かいます。それと同時にサトライザーもバレットXM500を呼び起こします。
『負けるな。』
『負けるな!へカート』
ここのシノンは本当に格好良かった。彼女のトラウマさえも甦る程、サトライザーの心意は強力でとても敵わないと思わせる程、深刻で恐ろしい力を発揮しており、心が折れても仕方ない程に。そんなシノンも死銃事件を乗り越えて、一回り成長し、愛する人、愛する友の為に立ち向かうシノンは本当に強くなった。自分を超えるために始めたゲームの世界で、多くの出会いが彼女を強くした。銃を乗り越え、上等じゃ無いの一言は彼女の覚悟の現れ。いよいよ、シノンとサトライザーとの死闘が始まります。
所変わって、アスナさん達東西の神殿は三万人の韓国、中国人の数のゴリ押しで全員、心身共に限界に。
アリシャのピンチをサクヤを救おうとしますが、逆にサクヤがやられます。
サクヤはシルフの領主であると同時にただの大学生。無理はありません。親友のピンチを救いたいと思う気持ちは嘘じゃ無いですよね。サクヤの出番は中々無いのですが、何気にこの二人好きなんで、とても嬉しかったですね。まぁ、こんな場面じゃなきゃ良かったんですけども。
一方、韓国のハーフであるシウネーは乱入者プレイヤーこと韓国人や中国人達を静めるために立ち会いに向かいます。これは彼女にしか出来ないことなので、伝えに行きます。
ユウキの言葉を胸に。
シウネーは韓国人プレイヤー達に間違ってる。日本人プレイヤー達は被害者で、貴方達は騙されています。
誰もその言葉を聴いても、嘘だと言う人達が。その中で、その言葉を信じるのはムーンフェイズ君。彼はこれが怪しいと伝えます。友人のメイメイシャンも同様におかしいと。何か証拠があればと言った刹那。
PoHは騙されるなと再び扇動します。その上、シウネーに攻撃を仕掛けます。その言葉で一度は信じかけた心は再び、PoHの元に。群集心理は恐ろしい物で皆、簡単に他人に流されてしまいます。その上、あれだけ、好き勝手に何やってもいいという熱気に当てられたら、誰だって正気を保ってられないのが現実。第三者なら、色々言えますが、その場に居たら、気持ちを抑えられないと自分も思ってます。
また場面は変わり、死地間際のイスカーン、シェータを含む剣闘士グループですが、その場に颯爽と現れたリーファ!そして、リルピリン君達オーク軍。
リーファは彼らに逃げろと言います。リーファと違い、死んだら終わりの彼らと違い、これがリアルワールドに生きる、キリトの願った世界で生きて欲しいの思いの籠もった言葉でした。リーファも覚悟を決め、乱入者プレイヤー達との死闘が始まります。リーファはシノンやアスナさんとは違い、彼女なりの死闘を繰り広げてますが、その先を知ってるので、これはこれでヒロインが辛くて仕方ないですわ。
現実世界では凛子さんが異変に気付きます。どうやら、アリスと似た存在が再び現れたようです。リルピリン君のことなんですが、それが光明となり、凛子さんはコード871の存在に気付きます。これには菊岡さんも驚きます。制約を作るのだから、何一つとして、善いことは無いんですよね。
そして、二人は気付きます。
871=柳井に。
くっだらねぇと思ったよね。
そこから場面は柳井と比嘉君のお話に戻ります。ここから柳井の一人語りが始まります。
彼はアリシゼーションプロジェクトの育成に携わり、その過程でアドミニストレータ様と出会い、彼女の言うことを聞いたら、貴方を側近にしてあげる。その言葉を信じた柳井はアドミニストレータ様に恋をしてしまいます。彼女の思うがままに柳井はアリシゼーションプロジェクトの妨害工作を始めます。アド様は人間超えてるなぁと思うほどの知能の持ち主で、騙してしまうのだから。この業界は本当にろくでなししか居ないのかと思いますね。
その過程で柳井は遂に比嘉君を殺すことを決意します。
因みにカットされてますが、レンリの心情を語るシーンが原作にはあります。アスナさんや皆のような優しい人がいると思う反面、本能たる殺戮を楽しむ人間の本性を垣間見たレンリは恐怖します。これじゃ、人間とわかり合うことが出来ないと心底恐怖するのは当然です。
自分がやらなきゃと奮起します。エルドリエやベルクーリを亡くし、奮戦する彼は最初出て来た時とは違って、男らしさ全開でしたね。
その殺戮の中でティーゼも闘うことを誓います。候補者で正式な剣士じゃない彼女に最初は戸惑うレンリもその瞳を受け、心に誓います。守るからその場を離れないでくれと。
そして、アンダーワールド東西の神殿はあれ程の活気のあった戦場は虚しく、やられアスナさん達は満身創痍となり、最早、ボロボロ。あれだけ、心が強かったアスナさんの心も折れてしまいます。エギルもクラインもボロボロに。ここは本当にしんどい。本当に辛くて辛くて、しんどくなりました。こんなにキャラに感情移入するのは久しぶりで、なんでこんなことするんだろうと思って、そのシーンを観てました。リズも闘うことがこんなに怖いことなんてと発するほどに。誰だって、そう思います。それを否定するアンチがいるみたいですが、それはもう扇動された乱入者プレイヤーと同義だと思ってます。
心の折れたアスナさん達にPoHが終戦を伝えます。
乱入者プレイヤー達の歓喜の声に日本人プレイヤーの彼らは辛い心情に。ここはイラッとしたけど、そんな感情は切り捨てないといけないですが、ここは中々言葉に出来ないです。
その中でPoHとアスナさんは再び邂逅を果たします。
アスナさん達はなんでこんなことをするのか、全ては自分達の復讐、ラフコフを滅ぼした当てつけなのかと思ってたと言いました。
PoHはその想像を超える一言を浴びせます。
『バッカじゃねぇーの?まったく、ウケるぜ、あのな・・・・』
『教えてやるよ。ラフィン・コフィンの隠れアジトを、てめぇら攻略組に密告したのは、このオレ様なんだぜ。』
彼の目的はザザやジョーに信頼されるリーダーではなく、ただただひたすらに殺戮を繰り返すこと、攻略組に罰を与えること、そして、攻略組のリーダーキリトに心の傷を与えること。慈悲も無く、ただひたすらに外道の外道。ここまでヘイトを貯めるPoHは恐ろしいというか、どうやって、ここまで歪んだかと思わせるキャラですよね。それは次回明らかになりますが。
アスナさんもキリトの傷のことを知ってるよねぇ。きっと、相談したのかな?その話欲しい。
PoHは遂にキリトを見つけます。
いよいよ、彼の念願が叶います!
アスナさんの必死の形相も虚しく、物語は終わります。
まさかのCPARTはOSで観たSAOサーバーは一体、何を起こすのか?
今回のSAOをまとめると本当に辛い闘うで最推しのアスナさんの悲壮を込めた叫びは心が張り裂けそうに成る程に辛くて、辛くて、どうにかなってしまいました。なので、すぐに原作を読んで、心の安定を保ちました。僕は酷い人間で、他人の必死な顔。それが敵であれば、ワクワクする酷い性癖の持ち主で、そのシーン大好きな僕が心の底から腹が立つ。本当にPoH許さないと苛立つ程に。これは言ってしまえば、小山剛志さんの演技の勝ちなのが、余計に腹立つ。アスナさんが好き過ぎるから、戸松遥さんの演技も心が張り裂けました。これは本当に魂の演技とはこのことなんだと心底つたわる良い演技でした。
さっきも書いたのですが、人って自分が思うほどに、単純で他人に流されるのはとても簡単で、楽な方、楽な方に行く向いてしまうのが人間なんですよね。だから、アスナさんやシノン達の架空のキャラでも、そんな彼らが気持ちを固めて、自分達の意志で立ち向かう姿は僕らも闘わないといけないんだと本気で考えさせられますね。自分で考えることは大事です。それでも、強い意志で立ち向かうのは辛くて、アスナさんのように心が折れてしまいます。アスナさんにとって、キリトは精神的支柱であり、彼も同様に相思相愛の二人の支える姿がとても尊くて、その支えが多くの障害が邪魔をして、その決め手となったPoHの攻撃は今まで一番残酷で辛くて、しんどい。いくら、架空のフィクションであっても、ここまで心を寄せてしまうSAOという作品の結末を僕はちゃんと直視出来るんでしょうか?
そして、今日は17話 『悪魔の子』
PoHの過去、シノンとサトライザー、比嘉君、リーファやあの彼らの色んな全てが詰まった回です。途中まで読んで、後は知らないけど、今回は本当に救われる回であることを祈ってます。
アスナさん!頑張れ!
コメントとスキ宜しくお願いします。
SAOクラの皆もお待ちしてますよ。
それでは、17話で会いましょう!
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