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今週のキングダムPART69第709話「大きな選択」


 お久しぶりのキングダム。コミックスも販売され、今週は巻頭カラーで、お送りされた本作。いきなり、秦国軍側が、窮地に立たされてしまいます。
 そんな彼等が選ぶ選択肢とは、どんな運命がやって来るのか?
 そして、秦国に新たな悲劇の予感が・・・・。
 今回も、詳しく分からない方はこちらのリンクをどうぞ。

 

秦国軍の選択

 閼与城の攻略に成功した秦国軍。しかし、すぐさま、李信含む各将軍達が呼ばれ、その内容は王翦が動けないという内容に激震が走ります。
 
集めらた将達。それから、田里弥の言葉によると想定の倍の時間を掛けてしまったこと、その所為で、倍の戦死者を出してしまったことが、明らかになってしまいます。
 その為、この閼与には、一定の兵が残っていなくてはならないことになりました。選択肢は二つ、王翦軍と共に回復を待つか、或いは王翦軍を置いて、出兵し、北上するかの二択を迫られていました。
 つまり、飛信隊、玉鳳隊、桓騎軍、一応壁軍達だけで、北部攻略しなければ、ならないということになってしまいます。

 すぐさま、河了貂がその選択を選べば、一番多い王翦軍無しで闘わないといけないのかということになってしまい、北部攻略をどうすればいいと噛みつきますが、田里弥は回復次第向かうと言ってるし、飛信隊は口の利き方も分からんのかと叱責されてしまいます。

 蒙恬曰く、必要なのは、時。前者を選択すれば、時を稼がれてしまい、太原で、駐留している大軍で攻めることがバレてしまい、宜安への進行が危うくなってしまいます。
 現在、太原に駐留する兵の数を聴く河了貂は、またしても、敬語を使わず、上司である田里弥に睨まれながらも、話しかけます。
 二十万という大規模編成ということが、明らかとなります。つまり、飛信隊、桓騎軍、玉鳳隊、一応、壁軍達とその編成さえ、組み込めることが出来れば、充分であろうということで各隊、出陣を決めます。
 そんな彼等を他所に倉央はだんまりの桓騎にどうするかを訴えます。

 「うるせェよ。閼与(ここ)にはもう、奪うもんがねェだろうが」

 要するに桓騎軍も出兵することを決意します。摩論さんからの通訳により、何とか話しはまとまりますが、李信は好き勝手はやらせねぇといつもの調子に。この厚かましさよ。

 そんな王翦は慎重に行くように。趙北部の情報は少ないからと話しますが、桓騎はゆっくり来い。全てが終わった後になと言ういつもの調子に、この二人の関係性がよく分かる場面でした
 王翦のギロっと見る表情は何とも。

 そして、飛信隊を含む秦国軍は、出兵を開始します。目的は二十万に及ぶ秦北東部連合軍に合流する為、太原から来る彼等に合流することでした。

二十一万の兵

 一方、徴兵令で招集された各城で集めらた兵達が、太原に集めらてきました。のらりくらりと大軍を作っていては、趙に気づかれる恐れが合った為。
 昌平君は一気に集め、その兵は二十一万に及ぶ兵が招集されました。流石に壮観な軍勢に彼等の士気も上がってしまいます。

 そんな彼等、秦北東部連合軍の将は曹波広。鄴攻めの時に、活躍の機会が無く、出番無しかと思っていた矢先のこの機会。
 これだけの大軍に、部下からも、最終的には王翦軍の配下になってしまうのでは?という話しになってしまうと話しつつも、最終的にこの戦で大勝利を収め、最後の六将の席に座るのは、自分という相当に浮足立ってる様子が、よく分かります。
 そんな彼も、何かに気づいたようですが、気のせいと片づけ、二十一万に及ぶ大軍勢は、秦国軍と合流する為、先へ先へと進んでいました。

 しかし、その彼等が進軍する見た目に崖の上に、狼猛軍大将として、カン・サロ、副将のジ・アガの二人が見つめていました
 そして、此処でも李牧の脅威が此処に迫っていました。

まとめ

 今回は、準備回でした。いきなり、王翦軍無しなのは、相当キツイとしか言えませんね。いつも、秦国軍は後手後手スタートですけど、今回もキツイ予感がプンプンしますね。
 
 桓騎様のいつもの太々しい態度に安心しながらも、河了貂の口の利き方を昌平君先生は何か、言わなかったのかと思いながら。
 詳しい歴史的背景を知ってるわけではないのですが、本当に不穏だけが、全面に行き渡るような展開が続きますね。
 李牧の策は、本当に恐ろしいというか、一番厄介な彼等を潰せたというのが、一番の功績でしょうね。
 果たして、これが、後々の展開に響くのやら?

 一方、秦の北東部連合軍が登場しましたが、完全に噛ませ犬の匂いがプンプンするんですけど、大丈夫ですか?

 意外と再登場が早かったカン・サロとジ・アガ。しかも、半年という時間を見るに準備万端。いつでもやれる空気を漂わせているのが、何とも怖いです。
 大軍で、連携も統率も取れてない印象の彼等と六将に座ると息巻いた曹波広さんの実力や如何に?
 今週の巻頭カラーは、そんな雪辱を晴らす為の李牧だったので、全く出てないのに、これだけの被害を広げる恐ろしさに、益々、胃が痛くなりそうです。

最後に

 今週はここまでとなります。新刊こと、64巻も発売となりました。正に今回の巻は桓騎様回と言っても、過言ではありませんので、是非ご一読を。
 裏まで、楽しめて、情報盛り沢山の今回も宜しくお願い致します。加筆修正って、大事。

 そういうことで、最後まで読んでくれた同志はスキとコメントお待ちしてます。
 キングダム同盟、及びフォローもお待ちしてます。目指せ、天下の大将軍。
 それでは、皆々様、御武運を!!!!
 



 
 


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