今週のキングダムPART17

いよいよ、什虎城の闘いはクライマックスへ。

あの咬ませ井蘭車が役にたち、魏国軍の侵略が始まりました。凄惨と言いますか、虚を突かれたというか、戦の基本と言いますか。散々やられっ放しだったので、この流れはよろしいかと。

ココくらいで役に立たないとね・・・・。

蒙武と満羽の殴り合いは苛烈を極めますが、寿胡王は不穏を感じます。

その間隙を突いて、騰さんはどんどん、彼の下へ。

それを邪魔するように、白麗の弓矢が放ちます。部下はやられましたが、騰さんは難なく避けます。狙われてるのが、分かってるからね。分かってても、避けられるわけがない。流石の騰さん。

そこから、すかさず、騰さんを狙いに現れる項翼。最早、宿命のライバル、或いは運命の赤い糸で結ばれた・・・。

そんな攻撃をものともせず、真っすぐ、本陣へと進む騰さん。総スカンを喰らう項翼を後目に現れる乱美迫。これは厄介この上ない。流石の項翼もここまでですね。

寿胡王は蒙武と殴り合いを続ける満羽、呉鳳明の所に中々、進まない千斗雲達に何かの不信感を感じ、前線を下げ、全体を見渡すことを宣言します。

満羽はどうやら、出会うべき漢に出会ってしまったようです。

そんな満羽と蒙武との殴り合いは終局を迎え、満羽は蒙武に背負っているものを感じ取るが、同時に感じ取るのです。

裏切られるという覚悟を。

まぁ、昌平君は・・・・。

そして、満羽は最初の蒙武と対照的に倒れこみます。

騰は遂に寿胡王の下へ、チェックメイト。

呉鳳明は主功を託した騰さんの突破力に。

展開が早い。いくら、寿胡王をと言えども、この騰さん達には勝てないでしょう。もう一人の什虎城が玄右が来ない限り。

この戦はそうやって、考えると何なのか?

ここ最近、騰さんも蒙武もいいとこ無しだったので、サービス回ですかね?

あるいは蒙武が一皮剥ける為の通過儀礼だったのか?

どちらにせよ、什虎城戦は終わりが近づいていますね。最近の秦と趙国との戦に比べれば、とても楽しめた内容ですかね。

それでも、来週は過去回想な気がしますが、寿胡王も言ってましたが、最早守るべき場所もない彼らにとって、この戦は何だったのか?

きっと、彼らも尭雲と趙峩龍も同じ、戦乱という呪われた時代の犠牲者。闘い続ける毎日。国の為、民の為、ひたすらに心を削り続け、国の為に闘い続けてきたはずなのに、いつの間にか、色んなしがらみや時代の波に翻弄されて、終いにたどり着いたのはただの殺戮を好む外道に成り下がった彼ら。嬴政のやろうとしているのは、多くの憎しみに捕らわれた彼らの解放なのでしょうが、何度考えても、この戦乱を終わらせることは使命ではあるけど、それ故にどれだけの血と憎しみが残るのか?

死ぬことが解放とは、言わんけど、これはやはり、残酷すぎて辛い。

どちらにせよ、騰さんはマジでカッコいいから、王騎軍最推しの僕には久々にたまらないので、本当に原先生ありがとうございます。武の蒙武、知略の王翦や力の楊端和とかいますが、やっぱ、騰さんが一番ですよ。

寿胡王の予想を覆す勢いの秦と魏の挟撃はこれにて終わりなのか?

スキとコメント、お願いします。

キングダム同盟お待ちしてます。いつまでも。

それでは皆さん、ご武運を。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?