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食品会社の品質管理の仕事で大切なことは?

 今回は、食品会社の品質管理の仕事で大切なことについて書いていきます。
 今回の内容は、食品会社の品質管理として働く新社会人の方へ向けて書いていきます。食品会社の品質管理に転職などを検討している方も読んでみていただければ参考になるかと思います。
 結論として、品質管理として仕事するために大切なことは勉強し続けることだと思います。
 下記でもう少し詳しい話を書いていきます。

≪勉強しなければいけない理由とは?≫

 食品会社の品質管理は勉強しなければいけないことが非常に多いです。
 すべての部署において社会人は勉強しなければいけませんが、私の個人的な感覚ではありますが品質管理はより勉強することが多いと感じています。
 食品安全に関わる仕事は「知りませんでした」では済まないことがあるため、責任を持って勤める必要があります。
 食品安全に失敗すると食品を食べた人を死なせてしまう可能性があるので知識を深めることは非常に大切です。

 勉強しないといけないこととして以下などがあります(実際はもっといろいろあります)。
 ・法律や衛生規範
 ・微生物
 ・製造設備
 ・製造工程
 ・現場の事全般(働いている人たちのこと含めて)
 ・コミニュケーション力(説明力、聞き取る力など)
 ・HACCP知識

≪仕事のやりがいとは?≫

 仕事のやりがいは、目の前の仕事に本気で取り組めば見つかると思います。
 何をやりがいに感じるかは人によって違うので、自分のやりがいを感じることを探してみたらいいと思います。

 ちなみに私は、新卒入社したときに品質管理を希望していたわけでは無いですが、入社日に自分が品質管理に配属されることを知りました。
 そもそも品質管理って何をするの?っていうところからスタートしましたが、とりあえず目の前の仕事に取り組んでいるなかでやりがいを見つけられることができました。
 やりがいというものも、経験年数が長くなっていくと考え方が変わっていきました。働く環境や家庭環境によって仕事の価値観も変わっていきます。
 今では一人暮らしの時と違って、働くことも大切ですが、家族や子どもとの時間も大切にしたいと思うように変化してきました。

 新社会人になったばかりの頃は、やりがいを探すために仕事するというよりも、目の前の仕事にとりあえず頑張って取り組んでいれば仕事の楽しみなども見つかってくると思います。

≪働くとは?≫

 働くことがどういうことかは私も答えは出てないです。その時々の環境やモチベーションによっても答えが変わってしまうので、明確な答えを求めること自体が意味がないような気もします。
 目の前の仕事に真剣に取り組むことで知識や経験が増えて新たな目標が見つかってくることもあります。
 私は品質管理として仕事をするなかで、休日を使って図書館で書籍を借りて勉強したり、他部署(機械設備課や製造管理課など)の方々に業務を教えてもらい知識等を広めるように努めていました。今となっては当時勉強したことが生かされていると感じています。
 今はコンサルタントとして頑張りたい気持ちがあるのでとりあえず目の前の仕事に取り組んでいます。
 仕事に取り組むなかでまた新たな目標が見えてきたらその目標に向かって頑張っていこうと思います。

≪おまけ≫

 食品会社の品質管理は上手にやれば様々なスキルを身に付けられる部署だと思います。
 食品業界は業界ごとに製造特性が異なっており、一部の業界でしか通用しない業界スキルもありますが、品質管理のスキルは業界が変わっても通用するものが多いので、上手に勉強したほうがいいと思います。
 また、会社規模にもよりますが品質管理という部署は通常は少人数で、世の中の全体的な品質管理の人数は少ないです。
 需要と供給の関係で、供給量が少なくなれば価値が高くなりやすいため、求人状況によっては転職で自分を高く売ることができるかもしれません。

 これから新社会人として働く方は、楽しいだけでなく大変なことや辛いこともたくさん経験すると思います。
 しかし、勉強すべき知識や、働くモチベーションを上げる方法などは、今の時代であれば自分から情報をたくさん取りに行けるので、会社で教えてくれる人がいなければ、インターネットやYouTubeやSNSなどを活用して行動をしたらいいと思います。がんばってください。



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