以下でもない、イカです。

的確な邪念が横切る。曖昧なままでいいと叫ぶ。愛する、公言する。そのままでいいと運命に任せる。また愛する。

言ってしまえば人生なんて、どっしりと構えていれば何も起きないのに、僕たちは永遠に刺激を求め、それぞれの星との交差を求めている。音色を綴るようにこの文章も綴っている。有限な時間の中で、無限にの起こるこの文章。後に残る永遠の刻みは、一瞬で描かれることが多い。

瞬く間にも、人は根源に還っている。この人生を終えて、また普通の生活に戻っている。この世界は永遠に遊園地であり、現実ではない。あたかも現実であるかのような世界は、幸せになるために自分を信じられるかを試した愛であることが多い。

友愛か、それ以上か。いつまでもぼやいている君の眼を瞑って、愛を語ることはもうやめにしよう。愛が分からない人間は、まだこの世界が早すぎたらしい。金じゃない、名誉じゃない、容姿じゃない。何が大切か、僕たちは永遠に思い描くことはできないんだろうな。

一時、人生を悟った気分になったこともある。それでも、この星は生まれながらにして深く、優しく、混沌で、愛で包まれている。愛を持てばうまくいく、持たないものは死んでいく。一種のチキンレースのような気もするが、これは人生。

毎晩寝る前に、こう呟くと良い。生きててよかった、生まれてよかった。この星に生まれてきて僕は幸せだと願えばいい。

珈琲を飲む、折り鶴を噛む。惣菜を買う。椅子を引く。

全てが人生で、全てが愛で。

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