どうでもいいにっき #4

 インターンシップ落とされていた。ESが通って面接は受けられた。面接が駄目だったということか。学生時代を過ごし、社会というものが近づいてくる過程の中で、嫌でも他人との優越を目に見える形で認識しなければいけない。丁寧な口調で書かれても、要約してしまえば「おまえは要らない」と書かれている訳で。まあ1つ前の鉄道はESで切られたからなあ。

 

 自分の学歴が他の人と比べてどれくらいの物なのか、完全に分かっているとは思っていない。自分より学歴が劣っている人でも、自分より就活を上手く進めて、自分より良い企業に勤めて、なんて人はたくさんいる。当たり前だ。それなら今まで必死こいて勉強したのは何だったのだろう。勉強と言っても、高校に入るための勉強、大学に入るための勉強。それを頑張った事だけが評価されて全てが決まる訳なんぞあるか、と言うことを思い知らされる。考えてみれば当たり前のそんなことを。良い大学に入ればもうそれだけで何もかも肯定され上手くいくのだと考えていた。だからこそ自分は勉強をした事は分かっている。

 所属している団体によって自分を評価するのではなく、自分が優れた人間にならないといけない。やる気に満ちあふれているときも、何もかもどうでも良くなったときも、何が正しい努力であるかなんて簡単に理解できているはずだ。その努力にどれだけの意味を見いだせるかが違うだけで、それが必要であるのか、なぜ評価されるのか、空虚に感じても分かっているはずだ。どうしても虚しい気持ちになるときはあるけれど、それをこらえて向き合わないといけない。21という年齢にどうしようもない焦燥感がつきまとっている。

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