歯医者に行った話
先日、歯医者に行きました。
久しぶりの歯医者に緊張していたのですが、歯を削られても、空気をスーッとされても全然大丈夫でした。
意外と平気やなぁと思っていたら、
隣の男の子(5歳くらい)が
「嫌やぁぁぁーーーー!!!!!」
と叫んでいる声が聞こえました。
歯医者にいる全員が何事かと思うくらいの声でした。
大丈夫かなと思っていたら、ふと自分の幼少期に母が歯医者嫌いな私をどうにか歯医者に行かせようと必死だった姿を思い出しました。
「アンパンマンは、歯医者さんだいすきなんやって〜!」
(アンパンマンがしていることは大体やりたくなります。」
「一緒にラブベリしに行こうー!」
(ラブベリは当時流行ったカードゲーム)
「小さいワンワン、みに行こか。」
(私は小さい時から犬が大好きです。)
「終わってから消しゴム貰えるんやで。」
(私の通っていた歯医者は終わった後に、食べ物の形をした消しゴムが貰えました。)
こんな感じで歯医者に行く前は、私の機嫌をとってくれる母でしたが、毎回、歯医者に着いて大号泣していました。笑
着いてからは、さらにギアを上げて泣きまくり、椅子に座ることもままならいといった感じでした。
最終的に母は、力ずくで椅子に座らせるのですが、こちらもどうにか逃れようと必死だったので、2人で格闘技のような攻防を毎回繰り広げていたなぁと懐かしくなりました。
そう考えると、隣の男の子は全然大人だなぁと感心までしてしまいました。笑
気付けば克服していることがまだ沢山ありそうですね。
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