Gone Too Soon

「マイケルジャクソン」とググると、"シンガーソングライター" "ダンサー" と出てくる。そして「史上最も成功したエンターテイナー」と記されています。中には" 慈善活動家"と書かれているものもあります。

〜慈善活動家マイケルジャクソン〜
生涯寄付金いくらだと思いますか？
明らかにされた金額だけで、200億を超えます。匿名で送ったものも合わせると、500億以上になるのではないかと言われます。これは一個人のポップスター最多寄付額として、ギネスに登録されています。

多くは恵まれない子供達への支援として、孤児院や小児病院など、、過去に2回ノーベル平和賞にノミネートされています。ペプシCM撮影中に大火傷を負った時の慰謝料も全額病院に寄付。その病院には「マイケル」の名前が付きました。

ツアーに出ると、寄付だけではなく、実際に病気や飢餓で苦しんでいる子供達の場所へ何度も慰問し、励ましました。こんなエピソードがあります。トイレが劣悪な状態にある施設に赴いた時、「トイレを直さないと、ライブはやらない」と言ったそうです。

HIVに感染した少年と交流を持ち、葬儀にも参列し、その少年に贈る曲を書きました。重病の子供を助けるために治療費を支払い続けました。その時の男の子は今家庭を持ち、父親となっています。

こういった話は、当時メディアはあまり取り上げませんでした。取り上げるのはゴシップばかり。肌の色が白くなった時も、白人に憧れて肌を漂白…。マイケルは肌の病気(尋常性白斑)を公表しているにもかかわらず、メディアはそれを伝えない。他にも全身性エリテマトーデス(膠原病の一種)で、肌が赤く腫れたり、全身に痛みを感じるといった症状に苦しんでいたといいます。

6月25日
12回目の命日を迎える(日本時間26日)