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礼文島コンシェルジュ/観光スポット #2 澄海岬

概要

岬の展望台より見下ろすと底が見えるほど透き通ったコバルトブルーの海。『礼文ブルー』と言われます。この”ブルーの色”は、太陽の光で微妙に変化をして訪れた観光客を感動させてくれます。

澄海岬のスカイブルーの海。『礼文ブルー』と呼ばれます。北の海とは思えない鮮やかな色彩です。

入江を囲む切り立った断崖(柱状節理)、その周囲を彩る可憐な花々。ここは日本最北限の離島「礼文島」の『澄海岬』(すかいみさき)。
観光客が最も多く訪れる島内随一の人気スポットです。

1970年代の始め頃、ここは『船泊海中公園候補地』とされていました。
その後、残念ながら海中公園は、設営されることなく1989年頃、島民により『澄海岬』と命名されています。

また、岬周辺は、サンセット・スポットや満天の星が広がるスターウオッチングの穴場でもあります。

島で一番のお気に入りの場所

夏、澄海岬は、多くの高山植物に囲まれ、来島者を出迎えてくれます。岬は、トレイルコース「岬めぐりコース」(スコトン岬〜浜中/12.4km)の終盤となる場所でもあります。

2020年、岬に木製のデッキが設置されました。

木製デッキ。SNS用の写真撮影はここで

ここから礼文ブルーの蒼い海とその奥にある稲穂ノ崎、ゴロタ岬を背景にSNSで発信するには最適な場所として注目されています。

鉄府厳島神社

澄海岬から北を望むと海に突き出た稲穂ノ崎の上に小さな祠と鳥居が見えます。これが『鉄府(てっぷ)厳島神社』です。その昔、海難事故が多発したために安全祈願で建立されたそうです。よく目を凝らして見ないと気が付かない神社ですが、海と一緒に暮らす礼文の歴史や生活が想像できる場所でもあります。

澄海岬駐車場

駐車場から展望台までは、遊歩道が整備されており歩きやすい。途中、少々、勾配がキツイ場所もありますが。。。

遊歩道の勾配を登る観光客。登り切った先には絶景が待っている

PVや映画撮影のロケ地

歌手・中島みゆき(北海道出身)の歌『銀の龍の背に乗って』(2003年リリース/ドラマ「Dr.コトー診療所」主題歌)のPV(プロモーションビデオ)撮影が澄海岬で行われています。
また、2012年11月に公開された『北のカナリアたち』(主演 吉永小百合)も2012年夏、ここで撮影が行われました。
これらの作品の撮影ロケ地となったことで澄海岬の名前が全国的に知られる切っ掛けとなったのです。

外国人観光客にも人気~very cool island!!

澄海岬の青い海と入江の断崖。更に色彩を添える高山植物の絶景は外国人観光客にとって”very cool!"な場所だと思います。礼文島の大きなアピール素材となっています。

Cape  Sukai
The cape boasts the highest transparency of seawater in Rebun Island,where you can even see the rocks on the seafloor with absolute clarity.
There are also shops selling food, local specialties and souvenirs.

青い海に突き出した岬は欧米人にとっても珍しい場所であり貴重な体験
東南アジアの海では体感できない「礼文ブルー」の海とのワンショット

Information
◆場所
 礼文町船泊字西上泊
◆アクセス
 フェリーターミナルより車で約40分。路線バスはなし。
 但し、「スコトン岬行」路線バスに乗車して「浜中」で下車。
 そこより徒歩約60分で行くことは可能
◆駐車場
 駐車場が整備されている。駐車場付近には、トイレと売店がある
◆訪問時期
 6月から9月がベストシーズン



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