見出し画像

ドリブンズリカちゃん2021シーズン

※最後に過去作品のリンクをまとめています。

2022年2月中旬、
やっとドリブンズリカちゃんの
2021シーズンユニフォームを
完成させました。

ユニフォームデザインが発表されてから
だいぶ時間が経ってしまった…
だけど出来はまぁまぁ良いのではないかと(*´ω`*)
Twitterで発表したら
たくさんの人に見ていただけた。
本当に本当にありがとうございますm(_ _)m
そしてなんといってもご本人から
引用リツイートしていただけた。

文面の「いつも」と言う文字に
嬉しくて涙が出そうになった。
ありがとうはこっちのセリフなんだよぅ(;ω;)
-------------------


今回のユニフォームは
前回のチェック柄が反転したデザインで、
型紙などは特に変えた所はなかったけど、
ボタンが更に小さくなったのは
少しリアルに近づいたかなと。

   左:今回          右:2020シーズン

2020シーズンで使用したボタンは
偶然手芸店で見つけたもの。
これ以上個数が無くて、
今回は新たにボタンを購入し直す必要があった。
手芸店での偶然の出会いをまた求めるのは
至難の業であるので
ここは素直にネットでの購入。
「3ミリサイズ、これが一番ちっさいなぁ」
ポチッとな。
届いてびっくり、前回のより小さかった。

米粒サイズ

小さいサイズなので
襟の角にもボタンをつけることができた。
これでますますリアリティーが出たと思う。
が、とにかく縫い付けるのが大変。
まず針が穴を通らない。
普通のボタン付けのやり方では無理なので、
布に糸通す

針から糸抜く

ボタンに糸を通す

ボタン反対方向に糸を通す

針に糸通す

布に糸通す
という手順を踏んでみた。
何言ってるか分からんと思うので
とりあえず「めんどくさかった」。
でもね、このめんどくささがあって
大好きな人の大好きな服を作れていると思うと
そのめんどくささが愛しくって幸せで
あぁもっとちまちまやり続けていたいと
うっとりしてしまうのね〜。

それから2020シーズンのボトムスは
タイトのミニスカートにしたけど
2021シーズンは公式の写真でも履いている
ショートパンツで作成。

公式写真と同じポーズ(をさせたつもり)

私の持っているリカちゃん服レシピ本では
ショートパンツのみの型紙は無かったため、
削ぎ落としたり付け足したりをして
オリジナルの型紙を作り、それを元に作成。
そしたら…腰で幅がパツパツになる事件発生。
少々力任せに履かせると
今度はウエストガバガバ事件発生。
リカちゃんのウエストは驚異の細さなのである。

パンツ見えたけど人形だから大丈夫だよね

この「キュッボン」を
考慮に入れるべきだったか。
もうボトムスの脱ぎ履きはさせたくない。
入りにくいもん…履かせにくくてめんどくさい。
でもね、このめんどくささがあって
大好きな人の大好きな服を作れていると思うと
そのめんどくささが愛しくって幸せで
あぁもっとちまちまやり続けていたいと…
なんかさっきもしたな、この話。

ロゴマークは前回と同様
アイロンプリントを使用。
赤坂ドリブンズ様、Mリーグ様、
ロゴの悪用はまっっったくしておりません。
あくまで個人のマニアックな趣味で
プリントしておりますので
どうかどうかお許しくださいませ…m(_ _)m

そして今回一番苦しかったのは
この髪型ではなかろうか。

三つ編み

公式写真でまる子が三つ編みをしているので
もちろんリカちゃんも
三つ編みをすることにしたけど、
思った以上に難しかった。
まず、分け目をつけると毛穴が見える。
そして三つ編みするには髪の毛が短い。
髪の毛の質がサラサラすぎて
編んでいるとパラパラほぐれてしまう。
編んでいると自分の指が太くて邪魔。
そんなこんなで後ろから見ると
かなり雑なのがよく分かる。
いや、写真は載せませんけど。

後日、行きつけの美容院にこの子を連れて行き
美容師さんに三つ編みのコツを
教えていただいた。
多分、リカちゃんの髪を結ってくださいと
頼んできた客は初めてだっただろう。
「初めての経験ができて良かったです」と
美容師さんは微笑んでくれたが
その笑顔の奥には
どんな感情があったのだろうか。
マニアック精神は突き進むと
こだわりのためにとんでもないことを始める。
多分、この次も、これからも…。

2021シーズンユニフォームはできたが
このまま写真を撮っても芸がないかなぁ、
どうせなら2020シーズンも並べようかと。
いやでも、紺色チェックの服が二つ並んでも
そんなに面白くないから
2020シーズンのはちょっと
アレンジしてみよう!と思って
参考にしたのが同シーズンのまる子のカーデ。

ふわもこ系カーディガン

カーディガンのアイデアは
2020シーズンの時点で考えてあって、
素材は購入したけど作成してなかった。
今回やっと作成する気になれて良かった(^_^;
フワッと羽織りました感を出したかったけど
レシピ通りにするとキツキツに。
この辺を柔軟に改良できる技術が欲しい。
経験値上げなくちゃなぁ。

パーカーのフードを頭に被せたいなぁと思い
(実際はフード小さすぎて全く出来ず)
リカちゃんの頭を
コンパクトにする必要があった。
手持ちのリカちゃんで
ショートカットヘアが無かったため
自分で作る?ことにする。
こんなこともあろうかと
メルカリで頭部だけを買っておいたのだ。

職場の先輩が言ってたんだけど
子どもってリカちゃんの髪を切ったり
顔に落書きしちゃうから
頭だけを交換したい時があるけど、
お店で頭だけ販売してくれたら
買うのにねぇって。
うん、買う買う。
そういう販売の仕方はしてないのかな。

ざっくり

シャーペンに頭突っ込んで無理矢理固定して
ハサミでざっくり髪の毛切断。
案の定歪んだ。
ここから整えていったのだけど
センスがなく、いつまでたっても斜め。
やはり美容師さんってすごいのだ。
バランス見ながらボリューム調整。
これってすごい難しいことなんだなぁ。
人生なんでも勉強になるなぁ。しみじみ。
そんなこんなで2020シーズンアレンジver.も
なんとか仕上げたのである。

このショットが好き

しかし今更ながら
ドリブンズリカちゃんの瞳の色が
グリーンであることが嬉しくてたまらない。
このリカちゃんは髪色で選んだのだけど
結果的に瞳がドリブンズカラーで
なんとも運命的なリカちゃんとなった。
右が一般の店舗でも販売されている子だけど
瞳の色、リップの感じ、チークの入り方、
少しずつ違うのがお分かりいただけるだろうか。
-----------------------

幼少期、奈良の田舎で過ごした私は
家でリカちゃんごっこをするのが好きだった。
もっとたくさんの服を着替えさせたい!
自分で作って枚数増やしたい!
そういう気持ちをずっと持ち続け
大人になった今、実現させている。
思い返せばリカちゃんではないけれど
ぽぽちゃんサイズの人形の服を
実際に作ったことがあった。
母に手伝ってもらいながら人形に布を当て
大きさを確かめながら布を裁断し
ざくざく縫ってパジャマを作っていた。
当時、小学校低学年ぐらいだと思う。
今の私の原点だろうなぁ。

自分の夢が形にできる喜びを
今噛み締めているところ。
作成はとても楽しくて
やり始めると大体食事するのを忘れる。
そのぐらい没頭できる幸せなこと。
そして作り上げるものが大好きな人やモノ。
こんなありがたいことってないなぁ。
これからも、基本は自分の喜びのために
手芸を続けていくけれど、
誰かの喜びや楽しみに繋がれば
本当に嬉しいなぁと思っているところです。

お読みいただきありがとうございました

------------------

過去作品紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?