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ヤギさん郵便No.49「傷付ける覚悟」


時には人を傷付けることも必要。

この頃、特にそう思う。

人を傷付けると言っても、アホだとかバカだとか人の悪口を陰でコソコソ言うんじゃない。
私も人の悪口を言う時もあるけど、アレはやめておいた方がいい。
だって、悪口を言っている人の顔ってとってもブサイクだもの。そしてその時に纏っている氣もどんより重い。わざわざ自分をブサイクにしなくてもいいと思う。

時には人を傷付ける覚悟も必要。

サボり癖のある同僚は、自分より身分が上の人と仕事をする時は、そこそこ仕事をするけれど、自分より後輩と仕事をする時は、「ちょっとトイレに行ってくる」と言い残し、10分も20分も帰って来ない。そんな事が日に何度もある。

でも、しょうがない。
自分さえ良ければいいと思う人だから、頼れる人も友達もいない。いつも人が離れていく。しかも、その性格には幼少期の生活環境の悪さが影響している。愛されたという記憶がないのに、どうやったら人に優しくできる?

サボり癖があってもしょうがない。
みんなもそんな性格を諦めている。

だから理不尽なことをされても「仕方ない」、「しょうがない」、「淋しい人だから」と、自分を納得させていた。

でも、この頃、違うんじゃないなかと思うようになった。今までは同僚が自分のチカラでは幸せになれない可哀想な人だと思っていたの。

だから、これからは、仕方ない、しょうがない、淋しい人と思わない事にした。

今までなら、牙をむけられても大人しくしていたけど、これからは牙をむける。やられたら大人のやり方でやり返す。

時には傷付ける覚悟も必要。
でもそれは、相手のことを信じているから。











マガジン「ヤギさん郵便」をはじめました。エッセイのような手紙のような交換日記です。Yayoiさんの文章はこちらから読めます。⇩⇩⇩










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