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サーバント的なリーダーシップを実践するうえでの反省点

はじめに

現在のチームでは、リーダーという役割を任されています。

わたしの性格も手伝って、サーバント的なリーダー行動をしていると思うのですが、振り返ってみるといくつも反省点があります。それらについて、自戒の意味もこめて、残しておこうと思います。

妥協しない

チームで議論しているとき、良い意味では議論や結論を委ねている反面、悪い意味ではかなり低いレベルで妥協しているケースがあることに気付きました。

メンバの考えたことに色々とコメントしたりするのって、逆の立場で考えると口うるさいリーダーって感じで少なからず抵抗感があるのですが、ここは妥協しすぎてはダメだなと感じています。

とはいえ、心理的安全性との両立も考慮していかなければなりません。これは人間的な話になるので、非常に難しく、まだ答えは見えていないです…

「考え方」を共有する

問題解決の考え方、優先順位付けの考え方、カスタマーサクセスの考え方…いろいろな思考方法やフレームワークがあると思います。

それぞれのカテゴリの中でも複数の考え方があり、ある人の考える「問題解決の考え方」と別の人の考える「問題解決の考え方」は異なっている可能性があります。
さらに言えば、そういったことを体系的に学んだことがない人も、もちろんいると思います。

これらの違い、知識レベルの差が、前項の「妥協」に繋がっている可能性もあると考えています。

いずれの考え方も "正解" はないのですが、チームで考える土台・共通言語として、これらの思考方法のエッセンスは伝えていくべきだと感じています。

全体像を維持する

自律的な改善を重ねた結果として、個々の改善としては有効であるものの、全体像がわかりにくくなる場合がありました。

その一因として、うまく全体像を抽象化・言語化できていないためではないか、と考えています。

チームの「ビジョンやミッション」の表現から始まり、細かい部分では「個々のルールの理由が残されていない」など。

こういった部分は、気を付けていかなければ忙しさにかまけて後回し (そしてスルー) される部分でもあり、日々、維持をする意識を持たなければならないと考えています。

おわりに

サーバントリーダーシップといえど、その言葉に甘えて「見ているだけ」ではダメなのですよね。チームを固めるための活動は、より気を付ける必要がある、という教訓となっています。

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