金沢旅行記 〜2日目〜
二日目の朝食は、ホテルのバイキング。
母のメニュー。九谷焼のカラフルなお皿が美しい。
きなこと抹茶のわらび餅が絶品だった。
今日は白川郷のバスツアーに行くため、早々とホテルを出発。一度は行ってみたかったので嬉しい。
バスに揺られること一時間強。展望台に到着する。
絶景。
こんな昔ながらの集落が、そのまま存在していることに驚く。
まだ雪が残る山々と、澄み渡る青空が美しい。
いよいよ村に降り立つ。
村とはいえ観光地、お土産屋や資料館が充実していた。
メインストリートをのんびりと歩いて行く。
同じ形の家が点在していて面白い。ちょうど茅葺き屋根の交換をしている民家があった。
マンホールも白川郷仕様。
こんな素敵な場所で生活できたら、満足のいく人生が送れそうだ。
おや。
店頭に貼ってあるポスターを見てハッとする。
ここ、雛見沢じゃん!!
白川郷は、同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の舞台である雛見沢村のモデルとなった場所だ。あまりにグロテスクで、アニメは途中で断念してしまった。
この静穏な村で怪死事件が起こるなんて、恐ろしい発想だ。
さて、いくつかの家は資料館のようになっていて、中に入ることができる。
1階は普通の古民家といった感じ。
2階からは天井が狭くなっていて、ここで養蚕などを行なっていたそうだ。
昼食は白川郷にあるお食事処「いろり」でいただいた。
まず白米が美味しい。炊き立てだから?
いやいや、東京で食べるご飯とは確実に違う。水が綺麗ということは米も美味しいのだ。ふっくらとしていて、いくらでも食べられそうだ。
地元の食材を使っているだけあり、どれも新鮮で美味しい。
帰りに天然水を買った。
パッケージのさるぼぼが可愛らしい。
再びバスに乗り、今度は飛驒高山に向かう。
正確には「飛驒地方にある高山」ということらしい。これでラーメンズの謎が一つ解けた。
こちらも昔ながらの街並みが残っている。
コンビニも景観を壊さぬよう、茶色が基調となっている。
パイロンも木製。これは東京にも普通に欲しい。
途中、甘味が食べたくなり、「高山ぷりん亭」に立ち寄った。
テレビにも紹介される有名店らしい。
柔らかくクリーミーなプリンが絶品だった。小瓶もオシャレでインスタ映えしそう。
金沢に帰る途中、富山のせんべい屋「ささら屋」に寄る。
せんべい焼きを体験できるそうだ。これはおまけみたいなもので、あっという間に焼き上がった。
白えびのお煎餅。
金沢に帰ってきた後、夕食まで時間があったので兼六園を回ることにした。
有名どころなだけあり、観光客が多い。
今はライトアップされた夜桜が見頃だそう。
東京では桜は散り始めていたので、2回桜を楽しめるのが嬉しい。
そう思っていたのも束の間、ザーザーと雨が降り始めた。基本的に旅行は晴れていてほしいのだが、仕方がない。お土産屋でビニール傘を買い、ささっと回って兼六園を後にした。
夕食は「金澤玉寿司 せせらぎ通り店」。
少しお高めなお店だが、店内はかっちりし過ぎていなくて居心地がいい。
まぐろばかりになってしまった。
ネタがデカい!!そして肉厚!!
当たり前だけど、回転寿司とは別物ですな。両方美味しいけど。
特に中トロ。溶けました。これが寿司か…。
そして天ぷら。ふぐと、加賀野菜のさつまいも、レンコン、金時草など。写真を撮ることも忘れパクパクと食べてしまった。
人生初ふぐということで、おっかなびっくり。
毒があるイメージしかなかったけど、普通の白身魚だ。何より衣がサクサクで美味しい。天ぷらはお店のを食べるのが一番。
最後にのどぐろのお寿司。少し炙ってあるのが堪らない。美味しゅうございました。
やはり金沢はグルメがすごい。そう実感した2日目でした。
謎の赤人間。
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