はじめての〇〇! サウナ編
このコラムは、僕の初体験を文字と絵で説明することで、皆さまの初体験のハードルを下げようという企画。初心者目線で、あえて詳しく調べず書いてみる。
サウナ好きは、変態だ。我は暑さを我慢できる者なり。それを見せつけるために長時間灼熱の空間に居座り、出てきたかと思えば恐怖の水風呂に身を投じる。何考えてんだコイツら。それがサウナへの以前の印象である。
ある時期にサウナ好きの友人が増え、機会があって師範ヤマジにサウナを教えてもらうことに。いざ体験。いわく、3つのステップが必要なのだと云う。
まずはサウナ。10分前後、体を温める(しっかり温めた方がいいが、無理のないように)。座面が熱いので手ぬぐいを尻に敷く。だんだん体が温まり、汗がじんわり。
次は水風呂なのだが…入りたくない。寒いのは嫌だ。なんなら少し雪も降っている。うぎゃーーー!!!と叫びながら(うるさい)足だけ入る。なんでこんなひどいことをするんだ!と抗議するが、ヤマジは早くしないと体が冷えて効果がなくなると云う。心を鬼にして、というかヤマジに肩を押さえつけられながら肩まで入る。……あれ??体の内側は暖かいが?外側には冷水がある?という不思議な感覚。いわく、熱のはごろもと云うらしい。
最後は外気浴。これが真髄らしいのだが、ただ座って一点を見つめ、ぼーーっとするのだ(屋外が望ましい)。えっ、今日寒いはずなのに、全然寒くない。えっ、これは、、なんという心地よい時間、、。この感覚をサウナーは「整う」と呼ぶらしい。
気が済んだタイミングで立ち上がり、上記を好きな回数繰り返す。一般的には2〜3ラウンド。これが正しいサウナの楽しみ方なのだと云う。
たしかに僕は誤解していた。しかし、これを知らない人は多いはずだ。僕はそれが「はじめて」の壁だと思う。今回はこんな感じで、図にまとめてみた。
初心者はこれで快適なサウナが楽しめると思う。未体験の方は、ぜひ整ってみてね。
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