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【過去記事】【音楽】瀧川ありさ mini albumは東京出身者から見た「東京」について

※この内容は、はてなブログで記載していた内容ですがnoteに移転するために記載しております。内容は同じです。


CDを購入する機会が確実に減っていく。
握手券以下の存在に成り下がったCD。

レコード会社の意向によりCCCD(コピー・コントロール・CD)でリスナーの信頼を格下げされたCD。

コストカットのために歌詞カードが「ただの歌詞カード」に成り下がり、
歌詞カードに世界観の欠片が見当たらない。写真もアートもない。

ただ相変わらずヴィジュアル系のバンドの歌詞カードのこだわりは健在。

CDを購入する理由とは何だろうか?

その人を応援しているから?

単純に曲が好きだから?

何となく買ってみた?

インストアライブでやってたから、気になったとか?

特典目当てなのか?


基本レンタルかダウンロードで済ませてしまうため個人的にはCDを買う理由として「レンタルされていない」「iTunesなどのダウンロードサイトで扱っていない」「特典の希少性の価値」となる。


んで今回は、今回購入したCDを交えながらレビュー。



瀧川ありさ、東京、東京出身、東京在住、音楽レビュー、シンガーソングライター、自己肯定、邦楽、J-POP、

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個人的には最近注目している女性シンガーソングライター。
6月に1年半ぶりの音源がリリースされた。

2015年にメジャーデビューし、シングル6枚、アルバム1枚、今回のミニアルバム1枚リリースしている。

中学2年生の時にロックバンドを結成。高校卒業を前後に解散、1年のブランクを経て、ソロアーティストとして活動を再開。


自身をあまのじゃくな性格であると公言。生粋のハロオタ。真野恵里菜とめっちゃ仲良い。仲良いがゆえに真野恵里菜以外のタレント・ミュージシャンで仲が良い人が出てきてない(2018年8月現在)。



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瀧川ありさ、東京、東京出身、東京在住、音楽レビュー、シンガーソングライター、自己肯定、邦楽、J-POP、

1.「night light」レコーディングドキュメンタリー映像 
2.ジャケット写真撮影・MusicVideo撮影 ドキュメンタリー映像 
3.「東京」Music Video Lip Scene Only ver.

「特典の希少性の価値」があるか?

CDの付加価値とは何だろうか?

CDだけでは売れなくなった時代にプラスアルファが必要になってくる。

内容によっては全くの無意味なものだったり値段にそぐわなかったりするものもある。

アーティスト側が提供してくださった内容に価値を見出せるか?


今回初回盤を購入した理由としては彼女についてもっと知りたいからである。単純にそれだけである。


全然彼女についての情報が少ないので今回リリースされたミニアルバムの初回盤に付属しているDVDはレコーディング・PV・ジャケットの撮影風景を見れるのは希少なので個人的にはありがたい。
だから今回はDVDが付属している初回盤を購入した。


彼女について何も知らないなら初回盤を購入しても問題ないし相手にお勧めする手段としても有効だと思ったから。


今年でデビューして3年たつが、活動がライブを含めやたらとスローでマイペースである。彼女自身もマイペースにやっている感じがある。



ゆえにCDのリリースがない時期は自身のラジオパーソナリティーや、たまにYOUTUBEで「ありさんぽ」という番組をやっているぐらいでメディアやWEB媒体の露出が極端に少ない。


かといって出演するメリットもないテレビやWeb媒体に出てきたら嬉しいかと言われても答えはNOである。彼女のブランドに支障が出るし。


いつも「どこでマネタイズしているんだ?」と気になってしまうのは僕だけか?スタイルもいいんだしモデルでもデキそうだが、やらないんだろうな…


近年、男性のソロシンガーは聴く機会が多いのに、女性シンガー単体でピンときたことは無く、何となくアニソン関連を調べていてこの曲にたどり着く。



速攻で気に入ったのがこれ。

たぶんイントロのアコギでキタなら同志でしょう。

この手の音はアニソンでは手を出さない。そしてアニソンなのにアニソン感がない。


アニソンは全然好きなのだが、アニソンと言ったら大体派手な曲構成になりがちだし、アレンジで派手にやりがちであるが、彼女の曲はデビュー曲もアニソンだったが、良い意味でアニソン感がない。

それが個人的にはよかったかもしれない。個人的にはすんなり受け入れた。


あと彼女の声質。
近年の女性シンガーや男性シンガーは声質のキーが高いが(カラオケ歌えねぇよ!)、彼女の場合はキーが低いし余計にアコースティックギターが合う。


何となくだが雰囲気的にZARDっぽい感じがする。なのでどこか懐かしさもあったりするのだろう。
曲の系統は違うはずなのだが気のせいか?
古内東子がOL系と言われたように現代は彼女がそうなのかもしれない。って違うか!?


2年ぐらい前にこんなこと言ってた。



自身が歌う理由が明確で、ライブを通して自己肯定が出来た過程、楽曲制作の判断基準が垣間見える。

なにより、「普段音楽を聴かない層」を狙ってるのかなと。実際その層のリスナーからのファンレターも頂いてるようです。

事実なのかは分からないが、レッドオーシャンの隙間を狙ってるのか?

いや、意図的に狙ってるわけじゃないのか不明だ。

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「 東京はヘンテコだ 」


今回のミニアルバム

帰宅時のデスクワーク作業のBGMとしてお世話になっているアルバム「東京」について。

東京、日本の最先端、大勢の人たちがそれぞれの心情を抱え、交差する街


邦楽で「東京」や「TOKYO」「トーキョー」というタイトルがついた曲名が溢れている。


このタイトルがついた場合、アーティスト及びシンガーは東京に拠点を移し活動をしていくなかで自身の心情をつづり曲にしている場合や、「東京」に憧れを抱いている曲が多い。

ただ、東京出身者が東京について心情をつづった曲はあっただろうか?

ありそうでなかったタイプ。

よく考えたら東京出身者って東京に対する憧れがないのかもしれない。

日本最大都市でありながら住んでる大多数は東京出身者ではないぶん、唱えた心情に共感を呼びづらい難点があったりする。


何でもあるんだからといって、住む街は便利であっても気持ちは快適ではない。

彼女自身が東京出身者なので、東京出身者から感じた東京についてフォーカスを当てて書き下ろしされた。

-DISC 1-

1.night light
2.Gentle rain
3.snow train
4.FRIENDS
5.only one
6.東京

-DISC 2-
1.「night light」レコーディングドキュメンタリー映像 
2.ジャケット写真撮影・MusicVideo撮影 ドキュメンタリー映像 
3.「東京」Music Video Lip Scene Only ver.



夜に始まり朝焼けに終わるような印象。
前半3曲は夜の切なさがあり、後半3曲は明るさを押し出している。OLの日常を切り取ったような感じで。

あと声質に変化がある。過去曲と比べると低音が安定しているし、

サウンド面においては耳障りの良いポップミュージックへさらに消化させている。



表題曲はマーチ調?カントリーソングぽく民謡曲の要素を取り入れて全体的に開放感があるが、歌詞の内容がどこか傍観している感じというか、どこか抽象的でもある。ただサビのフレーズは普通ならボツになりそうだが何度聞いてもこれがしっくりくる。

内容からして彼女の一番パーソナルで東京出身者が感じる核の部分であろう。



snow trainって冬の曲だけど歌詞のフレーズに「冬」や「雪」は一切出てきてないのに冬感があるのは何故でしょう?

night lightは一度雨上がりの夜の繁華街に聴きながら歩くと気持ちがリンクしやすいですよ♪

僕はまだ東京に行ったことがないので東京の雰囲気がよくわからないのだが、

それは東京出身者が東京で生きていたが故のどこか「何でもあるが故の、謎の孤独感」の雰囲気みたいなのが感じる。

そして鉄塔とリンクできるかは、あなたのイメージ次第


ツアーがあるってよ


1年半ぶりにライブで札幌に来るようだ。今回も弾き語りで。

もちろん僕もライブに参加させていただく。
以前ライブがあったのは2017年4月。その時はバンド構成ではなくギター1本弾き語り。

瀧川ありさ、東京、東京出身、東京在住、音楽レビュー、シンガーソングライター、自己肯定、邦楽、J-POP、

この時のライブの感想としては…僕自身1stアルバムの曲しか知らなくてカップリング曲の存在がノーマークだった。


僕が札幌に転身して初のライブ参加。彼女のライブライブを体感し静かに歓喜し、後に帰宅してカップリング曲すべて聴いた。


確信した。


バンド演奏も良いけど、アコギ1本だとカップリング曲は、曲の世界観がよりシンプルに伝わる。
特に「銀河鉄道の降り方」を聞いたときに余計にそう思っただけに原曲が残念に思った。



おわりに


久しぶりにブログを書いたのだが、今回は真面目な話よりかは普段聴いてる音楽についてフォーカスを当てて書いてみようと思った。
忙しかったゆえに感覚が忘れてしまっていたが、何となく感覚が戻ってきたのですが、このブログは不定期なので連続して発信するかどうかは僕の気分次第です。
ごめんね(笑)

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