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SaaSを学べば過酷な自由恋愛市場で「モテ」をつくれる

SaaSの新たな可能性を見た

数年前のコロナ禍に「SaaS」というビジネスモデルが流行った。Netflixやspotifyなど定額のサブスクリプションのことだ。当時、SaaS企業の株価は急騰し、投資対象として大きな注目を浴びたが、現在はその大多数の株価は半値を割り、注目度は地に落ちてしまっている。

ただ勃興した新たなビジネスモデルであるSaaSには他の可能性があると私は思う。現在私は日系のSaaS企業で営業をしていて、そこでのセールス業務と現代の自由恋愛市場はかなりリンクすることがわかった。私は再現性のあるSaaSのビジネスモデルを恋愛市場に応用することで、性愛に悩める男性の一助になれればと思い、久しぶりにペンをとった。
改めてSaaSとは何か?
「SaaS」(Software as a Service)とは、ソフトウェアを利用者(クライアント)側に導入するのではなく、提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用する状況を指します。*
(引用:https://www.idcf.jp/words/saas.html)

「定額サービス」といえば特に目新しさはないが、世間に広まるほど体系化したノウハウが構築され、一定の再現性を持ったということに注目したい。アプローチに再現性があるとは努力次第で改善ができるということであり、SaaSと性愛活動に大きな相関があれば、「性愛活動は努力で改善できる」のだ。

男女の後天的な恋愛偏差値には差がある

2010年ごろ、花王のシャンプー広告に「かわいいはつくれる」という天才的なコピーライティングがあった。これは「かわいいは先天的で自然発生的なもの」というテーゼに反旗を翻したコピーであった。また化粧品は少なからずは女性の美を促進するものであり、そのアンチテーゼに納得感を持たせる。今日化粧や美容整形への価値観も変容し、よりかわいいはつくれる状況になっているが、対照的に男はどうだろう?あれから10年以上経ったが「ただしイケメンに限る」というネット用語もある。

※ただしイケメンに限るとは、実生活上の数の局面に存在する容姿のバイアス、レバレッジ効果を端的に表現した言葉である。掲示板サイト2ちゃんねる発祥の定文。

https://dic.nicovideo.jp/a/※ただしイケメンに限る


容姿が良く、モテる男性からのアプローチは好まれ、ではない男性からアプローチはセクハラ扱いされ、真逆の結果になってしまう。かつこの階層は一般的には入れ替え不可だと認知されているだろう。

今回は私は男性もモテという状態はつくれることを提唱していきたい。
(モテ度=思考回数✖️ヒットレシオ)*

SaaSと恋愛のつながり

SaaSでは1回きりの体験やサービスでなく、継続してコストに見合うサービスを顧客に提供し続ける必要があり、できなければ簡単に顧客は簡単に解約(チャーン)してしまう。

売上=1人あたりの単価(ARPU)✖️ユーザー数✖️チャーン率

売上を最大化するためには、多くのユーザーを獲得し、高いサブスク料金を請求できるよう、プロダクトをアップデートし続け、コストに見合う価値提供により、解約率をコントロールする必要がある。

例えば私も普段利用している営業促進ツールであるセールスフォース(SF)もSaaSのモデルである。
SF導入企業では自社の利益を伸ばすため、できるだけ営業活動を効率的に行い、新規顧客を獲得を目指している。そのゴールを達成するためには適切に顧客情報を管理し、最適なタイミングで最適なアプローチする必要がある。また見込み顧客の属性ごとに抽出し、分析。その顧客が興味を持ちそうな内容をメールマガジン送付や電話でマーケティング活動を行う。これが全てSF上でできてしまうため、企業は膨大な対価をSFに支払うというわけだ。
これが無料のgoogleスプレッドシートなどより工数なく、最適に顧客情報を管理し、マーケティング営業活動に活かせるので企業は高い報酬をSFに支払っているのだ。
SF側は多くの企業にその営業促進ツールを導入してもらうため、営業し、システムの保守アップデートを行う。
セールス用語を恋愛市場に置き換える。

・プロダクト=自分
・プロダクトの価値提供=女性にとってあなたの価値
・セールス=性愛アプローチ(ナンパ)
・セールス対象=女性

本能と現代のバランス

全ての性愛アプローチはすべてナンパであることは以前投稿した通りだ。

男にとって最適な生存戦略はできるだけ多くの女性と性交し、自分の遺伝子をばら撒くことだろう。自己遺伝子が異なる多くの遺伝子と組み合わされることができれば、その遺伝子が後世まで生き残る可能性は高まる。
これは「人は遺伝子の運び屋(キャリアー)に過ぎない」というリチャード・ドーキンスの[利己的な遺伝子]が証明したところだろう。

自分の遺伝子をより多く残すために、自分というプロダクトをより多くの顧客である女性に売りつけることが最適な戦略である。

上記の遺伝子工学の背景と現代の自由恋愛市場の接続を考えてみる。
できるだけ自分を誇大広告で価値あるものだとマーケティングし、できるだけ新規の女性と性交し、やり捨て、また次の女性へアプローチすることが遺伝子を残す最適解だが、現代の倫理観から大きく逸脱してしまう。
人は社会性のある動物であり、学校や職場など同じコミュニティの中で自分勝手に本能(遺伝子)の赴くまま行動すると必ず孤立する。それは「社会的な死」を意味する。
この状態を避けるため、以下のように本能と社会規範の調整が必要になる。

1. 継続的に複数の女性と性交すること
2. 安定した関係を結ぶこと

この状態であれば、社会的地位や承認は保たれ、女性を含め周囲へのハレーションを抑えることができる。
あなたのリソース次第(時間とお金)で女性の数を増やすことができる。また安定した関係を築くためには女性の情報管理が必要である。
女性(案件)ごとに過去のアプローチなどの情報蓄積、現在のステータス(プロダクトへの温度感)管理ができていれば、安定した関係を築くことができる。ここでようやくSaaSのノウハウが生きるのだ。

SaaSを学べば再現性のある性愛活動を過ごせる

理想的な状態:継続的に複数の女性と性交し、安定した関係を結ぶこと
課題:複数人の女性にアプローチできない。管理できない。安定した関係を築けない。
ソリューション:SaaSの応用

理想状態へのステップ

1.見込み案件の獲得
まずはできるだけ多くの見込み女性(リード)獲得をしたい。これはマーケティング活動であり、どの媒体にリソース投下し、最大限の案件を獲得できるかを精査する必要がある。
マッチングアプリ、街コン、クラブ、合コンなど複数の媒体の中で「自分というプロダクト」を「誰に売るのか(ペルソナ設定)」またそのペルソナがマッチする媒体はどこで、どのくらいの投資効率が見込めるかをミクロに検証する。おおよその投資効率がわかれば資金投入するのみだ。

2. リードから商談化(デート)
各媒体で獲得したリードを属性ごと、ステータスごとに集計し、デートのアポ取りを行う。
アポ取りの精度を上げるためにはリード段階で適切な情報収集が必要で、それを元に自分を売り込む。
例えばクラブで出会った女の子がいる。この女性と後日アポ取りするための必要な要素を洗い出す。
・クラブに来た背景
・現在の恋愛状況(彼氏・セフレの有無)
・好きなこと/タイプ
最低限上記の情報は引き出した上で連絡先を交換したい。
「なぜクラブに来たのか?」「深夜まで飲んで、飲み足りなくてクラブに来たのか?」「音楽目的?出会いも期待しているの?」
→クラブで出会ったことをフロントトークのフックに会話。
その中で現在の性愛状況と性愛に期待すること、趣味趣向をざっくり抑える。これを違和感なく会話に含み、かつ相手に良い印象を与える必要があるので難しい。

3. 商談(デート)からサブスク課金(恋愛関係)
商談の中でナーチャリング(顧客醸成)を深めていく必要がある。
デートではいかに相手の求めていることを自分というプロダクトを通して達成できる。現状から理想に近づけられるのは自分ということを伝えていく。
このあたりの実践編は次回の投稿に記載する。

今回の記事の内容をまとめると
・SaaSのビジネスモデルは恋愛市場にも応用できる
→SaaSと恋愛市場との類似性の理解
・社会的に追放されないために本能と現代の恋愛市場でバランスをとる必要がある。
・理想状態へSaaSを用いてどのようなステップで近づけることができるか
上記を大まかにご利用いただけたのであれば幸いである。

次回は実践編に続く。皆さんの性愛生活に幸あれ。




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私は変態です。変態であるがゆえ偏っています。偏っているため、あなたに不快な思いをさせるかもしれません。しかし、人は誰しも偏りを持っています。すると、あなたも変態と言えます。みんなが変態であると変態ではない人のみが変態となります。そう変態など存在しないのです。