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何かを始めてみようと思うまで

マレーシアに来て、1年以上たった。その間ずっと新しいことを始めようと思えなかった。

「いつか海外で働いてみたいなあ」という漠然とした目標を持って働き始めて2年半、去年の8月に転職してマレーシアで働き始めた。

お給料は少なくなったけど、日本で働いていた時より時間に余裕があるので何か始めるのもいいかも…と来馬するまでは考えていたが、本当に最近まで全然何か新しいことを始めようと思えなかった。

理由は多分、マレーシアに来ること、初めての転職がそもそも私にとっては新しい何かだったからだ。当然といえば当然だけど。それが私にとって『慣れ親しんだもの』になるまで1年以上かかった。

エネルギッシュ、とは程遠い。でも何かを始める気が起きない時は無理に何かしなくていいんだなと何となく思った。もしかしたら、気が向くまで何かを無理に始めようとしないというのが、次に何かを始めるために大切なことなのかも知れない。

休んで、また何か新しいことを始める元気が出たら始めればいい。最近やっと新しい何かに取り組む気になった私が始めたいことは、ピラティスを習って使える身体を手に入れること。

COVID-19がちょっと落ち着いたら、お試しクラスに行ってみようと思っている。

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