常夏の国
マレーシア クアラルンプールに来て、そろそろ2ヶ月になる。
毎日最高気温は30度越え。日本の季節が夏の間にマレーシアに来たので季節のズレを感じることなく過ごして来たけれど、そろそろ日本は秋へと季節が巡っているのだろうなと思うと不思議な気分になる。
私より在馬歴の長い方々がおっしゃるに、このまま気がつけば年が明けるらしい。今のところ、完全に未知の感覚だ。
季節の移り変わりというのは、過去の出来事を思い出す時の鍵になる。例えば、何かを思い出そうとする時、そういえばあの時は寒かったとか梅雨の時期だったなとか。
クアラルンプールは毎日似たような天気だ。だから、去年の今頃は何をしていたのかを思い出すのが至難の技だとも聞いた。
これも私には未だに未知の感覚ではあるが、想像できなくはない。来年の今頃、きっと私は今年の同じ時期に何をしていたのかあまり思い出せないような気がする。
マレーシアの人たちは何をもって1年という時の流れを感じているのか少し不思議ではある。ラマダンや旧正月、クリスマスだろうか。もしかしたら、1年の時の流れをそもそもそんなに気にしないのかもしれない。
こちらに来てからも本当のところよく分からなくて不思議に思うことが2つに増えた。(もう1つはトイレのホースの使い方です。)
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