『熊蜂』
熊蜂の唸りが跳ぶ。翳した手の甲は蛍光の血管 “Let's”
パーティの終わりは瀧だから蜜色の霧が立ち籠め(、)
徐に足を組んだ君の片笑窪が宙返りするキュレーター。シグナスから蜂の便り“buzz-buzz-buzz”
なんて明るい
重なった黄緑にシャトヤンシー、驚いて、嘘をつき、へそ曲げたまま風に飛ばされ、キスの前に傅く気分は上がりっぱなし。阿房宮で眠ってみて
黄色光輝陽光でアレルギー。くしゃみが止まらない
四重奏に合わせる白血球はニケに宣言“Let's”
何時だって終わらせたい僕等のend markは「おはよう」。すごい!ハニーfog!!
フロアの真ん中に翅のおしゃべり。瞬く睫毛が速すぎる
エッグスタンドで運ばれて点けたままのフットライトで滑っていくタップシューズのウィングが8の字の“buzz-buzz-buzz”
遊色の蛋白石は恐ろしい瞳に沈む気ままなステップ。東屋に翳って
金緑の果てのNeverland
/酷く真昼
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