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【エッセイ】会社員をやめてからのこと

現役メンエス嬢の松永英(まつながあや)です。

かなり久しぶりの投稿になりました。

webライターの仕事をやめて数ヶ月。

私は今もメンズエステに勤めています。

11月にやめたので、3ヶ月経ったんですね。

もう今の生活のほうがしっくりしています。

週に3日か4日働き、残りの時間は読書三昧。

趣味が人生の生き甲斐だと強く信じている私にはこの生活スタイルが合っているように思います。

社会からドロップアウトと言ったほうがいいのでしょう。

週に5日も働くなんてことはもうできません。

会社員が安定してるなんてのはもう古い考えなのかも、なんて勝手に一人で納得させています。

たまに、このままでいいのだろうかとか、高齢になった時のお金はどうしようとか思うこともありますが、その時は福祉に頼るかバイトでもするかなんて楽観的に考え中。

今の生活が楽しいかどうかは後になって気付く気がします。

読書が好きだけど時間が取りづらい会社員生活よりも、自由気ままに生きてるほうが性に合うんでしょうね。

もうすぐ30代になるけど、まだあと15年はこのままのらりくらり生きていければなと。

こういう時に日本人らしい容姿で、メンズエステの仕事で、良かったと思います。

性産業が活発だし、メンズエステの店は多いものの日本人男性はシャイな人が多いから選ばれる確率も高くなるし、童顔でお淑やかそうな見た目で巨乳だから。

ただ、仕事がきついなと思う時も、もちろんあります。

ねぎらいの言葉をかけてくれる人はいません。

結局は自分自身でしか、自分のことを甘やかしてあげたり、慈しんであげたりすることはできないと強く思います。

変わったお客さんも来るのでストレスも溜まるけど、やってて苦にならないから続けてます。

やってて苦にならないっていうのは大事。

しんどいことに見合った対価=お金をもらっているので、すごくしんどいなって思ったら店を変えてます。

やめてから3店舗目になりますね。(これを転々虫と呼ぶ)

次は長く続けたい……頑張りすぎるきらいがあるから、ゆるく働ければラッキー。

週に3〜4日が私の限界。しかも3連勤以上はできません。

私みたいな人って結構多い気がする。

思ってるより多くの人が働きたくないと思ってるはず。

「それでも生活のためだから」、と働いてる人を見るととても感心します。

働くことが生き甲斐につながる人も一定数いますよね。

文句を言いながらもなんだかんだ楽しい、みたいな。

物事の価値観っていうのは個人個人、一人ひとり異なるから、その多様性がより受け入れられる社会になればいいなと、こころから願います。

どんな生き方も認められて、ある程度の保障(保険?)が合ったら、もっといいなと。

ここ数ヶ月は、こういったことを思いながら生活してました。

あと、自由には責任が伴うけど、私は自由を選びたいです。

自由に生きてるので、孤独だったり寂しさだったりを必然的に請け負うことになるし、孤独で涙が出る時もあります。

だからと言ってそれを手放すことはできないですね。

誰にも何の文句も言われず生活するのって、私にとっては快適すぎるので。

一度性産業に関わって働いた人がなかなか完全に引退しないのって、一度蜜の味を知ってしまったからが大半だと思います。

これまで経験したことのない刺激的で極上たる甘い蜜の味。

現実は、そう甘くはないんですけどね。

楽しさや苦しさを丸ごと全部受け入れてそれぞれを味わうことができる感受性をそなえている自分だからこそ、できる仕事でもあるんじゃないかなと感じています。

少し長くなりました。

また気ままに更新できればいいなと思います。

・どんな本を読んでるか
・日頃のエッセイのようなもの
・仕事の鬱憤
・悲しみとの付き合い方とか

こんな感じのことを書ければいいなと。

最後まで読んでくださりありがとうございます。


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