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おうち入院のすすめ。

ちょっと前にバズった、「おうち入院」。

今週は猛烈にメンタルが疲弊する出来事が相次いだ。とどめの台風14号。低気圧にめっぽう弱いわたし。これは休めというメッセージに違いない。しないと決めたら話は早い。配偶者に宣言。SNSに宣言。幸い朝用の食パン、在宅勤務日の昼食用うどんやお好み焼きが冷凍してある。味噌汁の残りもある。ちょっと前にバズった手抜きの冷凍餃子もある。手抜きでも美味しい。Dマガジンでも一部読めるけど、あえて紙の雑誌を買って、入院の準備を粛々と進める。といっても入院経験がないので、入院2回の大先輩である配偶者にスケジュールを聞く。え、朝6時起床?21時消灯?無理だ。何もしないマインドだけを取り入れよう。近くのコンビニ、小さいスーパーへの外出は病院にも売店あるしセーフということにしよう。

当日の朝。配偶者を見送る。案の定だるい、低気圧憎し。少しベッドの上でまどろんで、ゆっくり起床。休日の定番あんバタートーストを頬張る。美味しい。故郷の味、福田パンを思い出す。自分のために、とっておきのカフェオレを淹れて(といっても1杯20円くらいのドリップコーヒーに、冷蔵庫から牛乳を出してダイレクトインするぬるいやつ)精一杯脱力する。食後も雑誌やネットの無料漫画を読んだり。一切何も考えないぞ。と思っているのに、猛烈に書きたい欲が襲ってくる。休まなきゃ、書きたい、休まなきゃ、あ、休み休み書けばいいのか。お昼はストックしていたカレーうどんを啜る。意外と辛くて汗ばみ、Hotとはこういうものだなーとしみじみ。床暖房をつけた床でまどろみそのまま意識を飛ばしたり、雑誌に乗っていたWorkWear Suitsを調べたり。14時にやっと着替え、徒歩1分強のスーパーで、混ぜて焼くだけの簡単なおかずと惣菜を購入し、おやつを食べて再びまとめや雑誌を読んだり。

朝〜16時半までおうち入院した気づき。

1、家事従事者はおうち入院の準備が必要。

家にいると、小さな家事をしたくなるもので、何もしないのは意外と難しい。洗面台、玄関、トイレ・・・無性に掃除がしたくなる。食べ物のストックがないと休めない。(もともと、おうち入院は自衛隊で推奨されている休み方であり、自衛隊には男性が多いから、家事は家族がやってくれる前提と思われる。)普段元気な人がいきなりこれをやると心配されるので、家族には宣言しておいた方が良い。

2、「入院」風にある程度制限をつけたほうが良い。

何もしない、の大半の時間をスマホや雑誌の閲覧に使い、さらにこうして記録の時間まで作ってしまったので、目だけは猛烈に酷使してしまった。目の使用禁止時間を設け、風呂に入るとか(風呂にはスマホを持ち込まない派)、目を瞑って音楽を聴くとかすればよかった。

3、ステイホームも悪くない

緊急事態宣言後、「我慢のウィーク」とか、家にいてと政府や知事に言われた時には(もちろん従って食事の買い出し以外家にいたけど)「病院の準備をしていなかったり、外国人の往来を制限しなかったり、後手に回った政府の尻拭いをさせられているのでは?」ともやもやし、外に出たい気持ちが募るばかりであった。緊急事態宣言が解除されてからは感染症対策をしたうえで出歩いたりもしたけど、食べたい時に食べたいものを食べられて、静かで確実に空いてて、思い通りの室温に保てて自由に着替えられる家の魅力に気がついた。あれ、家って最高のリラクゼーション施設だ!朝から夕方で十分休めたので、明日は手帳書くぞとか、鍋いっぱいおかず作ろうとか、意欲が湧いてきた。

結論

自衛隊的おうち入院は3日間らしいですが、日帰り入院風の「朝から夕方おうち入院」も十分効果あり!




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