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学びに共通していたことー自分の世界を意識する

この1年あまり、様々な事を学んできましたが、ふと気がつきました。
先生方、皆同じことをおっしゃっている…。

心理カウンセラーの講義で最初に学んだキーワード

他人との離別感(他人は自分と同じではない)

相手に対する「なぜそんな事を」「なぜわかってくれないのか」「これくらいわかるよね」といった気持ちは、相手が自分と同じ価値観だという母子一体感から来ている。子供が親に甘えるのと同じ。これを脱するには、相手と自分は異なるという離別感が必要である。
ここでは、自分という存在の確立が大切だといえます。


ホスピタリティについての第一人者である元ホテルマンの高野登氏は、究極のサービスとは、自分なりに考えた「お客様の為に」では無く、あくまでも主役である

「お客様の立場に立つ事」

からうまれるとおっしゃられました。
(私の個人的な受け止め方です)
お客様の為に、では相手に評価を求めることになります。もし、上手くいかなかった場合は「あのお客わかってないな」となり、モチベーションが維持できません。
そして、自分本意で考えるサービスでは、相手が満足して感動までしてくれる所までは行けないでしょう。
ここでも他者は自分と異なる存在であるという前提が必要になります。


また、会社業務に関するモチベーション向上について、他者の評価に頼る他者依存では、やる気の維持が不可能になると言われています。例えば、働く目的が報酬だけという会社依存状態になれば、保身、被用感、義務感で仕事をすることになります。なので、

主体性を持ち仕事をする

事が、仕事を面白くする方法であると言えます。与えられた仕事は与えられた通りにやり義務を果たす。そして、次に自らが主体的に仕事を取りに行く。例えばあの人の力になろう、私ならあの仕事で貢献できる、あの人を笑顔にできる、など自分からです。他者、会社から与えられる評価では無く、自己の内から湧き上がる満足。
それは、自分だけ満足とは全く次元が異なります。


今、本当の自分とは何か、について考えています。

価値観は、経験や先人の教えから得た後付けであり、自分が本当に願うこととは異なる。

物事の発生に伴い、私たちはほとんど自動的に良否を判断して、自覚のない価値観を形成している。
そうなんです。主体性を持つ、その主体性とは何なのか? その選択は、本当に自分が心の底から選んだ事なのか、それとも知らず知らずのうちに、誰かに刷り込まれた、自分だと勘違いしている自分なのか?

どの教えも「自分」がキーワードになっている。

まだ、私の中で答えが明確になっていないので、取り留めのない話になってきました。

ただ一つだけわかってきたこと。

他者の評価では無く自分の心に従い、今この瞬間、この事に集中している人は、物凄く輝いている。

人の見る世界は、皆異なる。

人の数だけ世界がある。

私にも私の世界がある。

お互いの世界を尊重できる世界を目指したい。

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