神、仏、そして金太郎手彫りの大日如来に祈る
数年前、精神的不調から仕事で大きな失敗をしたことがあった。この時の周囲の反応が今でも思い出される。無視、無反応が多かったが、上から目線の慰めや同情、聞こえよがしの陰口もあった。
親しくしてきたつもりだった人たちも離れていき、社会の厳しさや孤独を改めて思い知らされたのであった。全ては自分自身が負うべき責めではあるけれど、そのままでは人間として落ちていく一方である。
その後、信頼を回復する上で心掛けたことがある。それは「小さな成功(体験)を積み重ねる」ということであった。締め