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アメリカザリガ二の未来②

昨日に引き続き、アメリカザリガニの未来について。

そもそもアメリカザリガニは、1927年、ウシガエルのエサ用として、アメリカから20匹輸入された。その後、養殖池から脱走した個体が全国に分布域を広げた。

最近では生物系YouTuberなどがアメリカザリガニを大量に捕獲し、自ら食べたり、ペットのエサとして扱うことも見られる。またアメリカザリガニはペットとしても人気であり、最近では品種改良で赤以外の色のアメリカザリガニも多数存在し、ポケモンの世界でいう「色違い個体」はレアということで重宝されている。ちなみに1ヶ月間、エサとしてサバを与え続けると青色になることもある。

需要度はそれなりにあるのだが、それでも数は減らない。だから特定外来生物にされる可能性があるのだ。

鳥取県のある町では、アメリカザリガニを食用として養殖するビジネスを「町おこし」として行ってるそうだが、養殖池から脱走して野生のアメリカザリガニ増殖に繋がるのではないかと懸念されている。

昔、空き瓶などを持っていけば、お金が貰えるようなサービスが存在したそうだが、ザリガニを持っていけば、お金を貰えるサービスを行えばいいのではないかと私は思う。

そうすれば一般の人の小遣い稼ぎになり、ザリガニを扱う業者も喜び、アメリカザリガニの数は減るだろう。さらに今後、食用として日本に根付けば、食料危機を救う救世主になる可能性もある。そうなればアメリカザリガニは特定外来生物に指定されることはないだろう。

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