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大喜利W杯2022 スロバキア

チーム結成までの経緯

大会の開催が発表され、どうしようかな、と思っていると知人から一通のLINEが来た。

彼は青菜に盛り塩という名前でネット大喜利をやっている。大喜利界隈では自分と唯一面識がある人間で、というか学生時代の同級生で、ユーという言い回しがうるさかったので殺すと返信した後当時トレンドだったM-1ファイナリストの画像を送った。前回の大喜利W杯では彼とイラク代表として出場してベスト16という成績を残していたこともあり、特に断る理由もなく誘いを快諾した。

5分後

こうしてスロバキアが結成された。
青菜くんはユーの候補が切れたら、とか言ってたしまあ大丈夫だろうということで、申し訳なさ0楽しみ10!で今大会に臨むことになった。
ちなみに、基本的には先に誘ってくれた人と組むことにしているので、今回はこの順番でこの人たちに誘われたから、という特例です。
ふふふさんは最初こそ青菜さんに申し訳ない、という態度だったが、俺が大丈夫すよ!大丈夫すよ!と言ってたら「イェーイ青菜くん見てるー?」みたいに煽ってたので仲良くなれそうだと思った。


予選(Dブロック)


回戦

お題
名探偵の助手を体験できるゲームで一番「ふざけるな」と思った瞬間


回答
撃たれたのに、まず傷口の写真を撮られた(たんじぇんと)

殺人鬼かもしれない人と車内で二人にされた(ふふふ)

どちらもほぼ真ん中の順位で、チームとしては通過のボーダーを下回ってしまった。
ゲーム要素を分かりやすく入れるかどうかで悩んだりしたので意外と難しいお題だったと思う。
上位を見るとよりポップに笑えるような回答が多く、名探偵=事件の暗い雰囲気を和らげるような回答が伸びやすかったのかもしれない。だとしても、特にふふふさんの回答はもっと上だと未だに思っている。

没ボケ

名探偵の助手を体験できるゲームで一番「ふざけるな」と思った瞬間

ふふふ

トイレに付き添ってる間、何もできない

喋る黒猫が別に賢くなかった
(そんなことあるんだ)

ずっとペンを拾ってるのが効率良いと気づいた

カギが開く音が鳴ったが間違った推理だった

まだ殺人鬼がいる洋館に途中から呼ばれた
(今回出した回答のプロトタイプ)

名探偵だけは隠れてる植込みごと移動できる

名探偵の助手を体験できるゲームで一番「ふざけるな」と思った瞬間


たんじぇんと

探偵の帽子をかぶったカービィを選択できない
(別のお題でハイドラさんがカービィ使ってたから危なかった)

並んで歩くと、いつの間にか車道側にいる

解決する頃にやっと鼻水が乾いてきた
(これ出しても良かったかも)

大広間の予約が2週間待ちだった

花瓶を割ってから、犯人の気持ちに寄り添う描写が増えた

戻るをクリックしたら殺される前まで戻った

ニャンちゅうが探偵で死んだ方がいいくらい頭が悪かった
(かわいそう)

2回戦

お題

回答
私たち飛行機に乗ってこれ見に来たんですか(たんじぇんと)

まだ分かんないか、綺麗すぎるんだよこれ(ふふふ)

2位、5位で予選通過!
自分のは本当に自信がなかったので、この回答を推してくれてめちゃくちゃ感謝した。
欲を言えば、最終日まで個人・チームともに1位だったのでそのままキープしたかったが、最後の最後でどちらも抜かれてしまった。
スロバキアは2位でDブロックを通過。

没ボケ

ふふふ

で、今潰したのが良い虫
(候補だったけど虫はかぶるだろうな、ということで)

なんか楽しそうだから来ちゃったよ

以上、おじさんの独り言でした

聞いたか、幸せ者だな貴様
(面白い!)

じゃあわざと小ぶりにしてるんだ
(そんな言い方しなくていいだろ!)

ブログにあげてたのとはだいぶ違うね




たんじぇんと

今日は我輩って言わないんですか

お花いっぱいフェスティバル明日ですよ
(一個も咲いてないからやばいね)

ガイドって異常に詳しいですね、気持ち悪い

わたし死んでからが本番かも

雑談で育った野菜として売りましょう
(誰が買うんだ)

3人なのに司会ぶるのやめてください



本戦(Eブロック)

1回戦

お題
おい、先公。○○○から学校辞めるわ

回答
おい、先公。急な雨とかも全部俺が悪いから学校辞めるわ(ふふふ)

おい、先公。正座が得意だと思われたから学校辞めるわ(たんじぇんと)

アアッ…

スロバキア、本戦一回戦で敗退…。
かなり下の順位を取ってしまって申し訳なかった。でももう少し伸びても良かったと思うけどな…。
Eブロックのメンバーは強豪揃いで、だからこそ勝ちたいという気持ちが強かったのでこの敗戦はかなり悔しかった。何よりふふふさんと組んだならもう少し上まで行きたかった。

さよなら、大喜利W杯2022、スロバキア。


没ボケ

おい、先公。○○○から学校辞めるわ

ふふふ

フェンス登ってたら外にいた

俺は古い人間だ

泣くやつ通じなくなってきた

俺が先公ならそうしてほしい

地図帳や、ホームリーディングが終わってる
(具体的だな)

目瞑ってても問題起こせる
(終わってるな)

おい、先公。○○○から学校辞めるわ


たんじぇんと

俺って表紙だけ豪華な本だった

みんなカメラ向けてくれた

留学帰りなのに会話続かなかった
(話すこといっぱいあるのに)

作り笑いしてたら警察きた

卒アル買えなかった

警備の人みんな同じ顔してる
(前日までこれ出そうとしてたけど変えちゃった…)

ふふふさん

ふふふさんは、これまで1番意識していた大喜利プレイヤーかもしれない。

自分は、今は亡き大喜利プラスというサイトで本格的に3分大喜利を始めた。ふふふさんがいつ頃から大喜利を始めたのか定かではないが、自分より後にプラスに入ってきた方だと思う。にも関わらず、3分大喜利への適応が異常に早く、気がつけばいつも週間ランキングの上位にいた。

プラスには得票率に応じて段位というものがあり、例えば一定の回答数を超えて平均得票率2.6以上なら4段、3.0以上で6段、3.8以上で10段といった基準で称号のように与えられる。自分の最高段位は8段で、全体的にもそんなに悪くない成績だったと思うが、ふふふさんは毎週自分より上にいたので回答数が足りていれば最高段位の10段に到達していたと思う。

適応の早さというのは長考大喜利についても同じで、ネタボケライフ、大喜利状態などでもすぐに頭角を現した。自分が調子の良い時に、さらに一つ上の順位にふふふさんがいる、みたいなことがザラにあり、大喜利フェスやボケクエといった大きな大会でも何故か一回戦から対戦することが多く、勝手に因縁を感じていた。

今回長考大喜利で初めてタッグを組み、やっぱり強いし面白いというのを実感した。ネット大喜利では基本的な部分にあたるのかもしれないが、強い言葉に頼らずに文章の流れで笑わせる、というのを徹底していて、それをお題に沿ってキレ良くまとめるのが抜群に上手かった。

今回の反省点としては、自分もできるだけ短く綺麗にまとめようとこだわりすぎたことだ。こだわりすぎていない時は、気分によってくだけた回答をしたり強い言葉で押し切ったりすることもあるので、その辺りの荒さを自分の表現で出せれば良かった。今回出したボケを後悔しているわけではないけど、ボケを選ぶ時に選択肢が広がったのかもしれないな、と思った。

そういえばこれは荒すぎて見せる必要がないなと会議に出さなかった回答があったのを思い出した。こういうものが選択肢に入っていれば、何か変わっていたのかもしれない。

これからも見せないようにします
ふふふさんありがとうございました!!




























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