たけたけ短歌
おはようございます。土曜日の辛うじて、まだ朝です。
よいおはなしと出会えてご機嫌です。
では。
痣
短歌とは遠くに在りて想うものそして小さく復唱するもの
心臓を、握り潰すよに愛し合いその代償を独り払うきみ。
目の前で首刎ねられるより苦しかろなんてお手軽公開処刑
わたくしが愚かであることそれこそが残念ながら財産らしく
目の前に海を見ました山の向こうに海がありますきっと何処にもきみの心にも
なんのことだが分かりはせぬが因果としての右腕の痣
ちゃんとするって向いてないから うっかりだけが人生だ