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デュエプレ20弾環境のクイックピック(前期)に関する記事(雑記編)

0,はじめに

この記事はデュエルマスターズ・プレイス(以下デュエプレ)における20弾環境のクイックピック(前期:文明別ピック)に関する雑記になる。

熱い感情を押し出した雑記氷のごとく冷静な考察のどちらかに方針を絞って書こうと考えたが、アレコレ書きたいという願望をどうやっても抑えることが出来なかったため、今回は前編という形で雑記として記事を書いていこうと思う。

カオスな仕上がりになることが予想されるため多少読みづらい部分が幾らか出るかもしれないが、もし時間があれば筆者の費やした500戦分の情念を感じて頂けると幸いである。

それと当記事ではデッキの文明に関して以下の略称で説明を進めていく。

引用元:DMwiki様
引用元:第二倉庫メディア様

特に今回はデッキカラーを頻繁に取り上げるため、知らない方には少しつらいかもしれない。随時確認しつつ、覚えながら読んで貰えればうれしい。
…「弧」とか「楔」ってオシャレだよね。

この記事がクイックピックへと触れるきっかけになる、あるいは行き詰っているプレイヤーへの助けになれば幸いである。


1,(筆者の)背景ストーリー

さて、そもそも何故筆者は今回のクイックピックに取り組み、こうして記事を書くに至ったか。その理由は単純至極、一身上の都合で6月上旬にアホほど纏まった時間が出来てしまったからである。色々あった結果、アポデイを踏んだようなことが起きた。

自爆するしかねえ

折角だからこの時間を利用して何かしらの最終称号を獲得したいと考えた筆者。
ND・AD・クイックピックの何れかになるが、既に獲得したADはまず除外。カードプールの狭さゆえに実力勝負となりがちなND、色々と運の要素が大きく且つレート戦ではないクイックピックを天秤に掛けた結果、試行回数の暴力で圧殺可能と高を括った筆者はノータイムでクイックピックを選ぶことにした。

ちなみにこの時点で筆者のクイックピック経験ほぼゼロ。倉庫の奥には埃の被ったクイックピックチケットが75枚ほど余っており、在庫処分(とアークきゅんのミッション消化)を兼ねて挑むことにした。ついでにレジェンドバトルの余りチケットもどこかで消化させろ。

なお思い立ったのが5月末、シーズンとしては折り返し(5/16~6/15)を迎えた頃であり、序盤からゆっくりと計画的に勝ち星を積み上げてきたプレイヤーを遥か後方から追う立場となる。

ここに暇人と化した筆者の挑戦が始まる____。


2,ピック激闘編

①1-100戦目

大量のクイックピックチケットを握りしめ、意気揚々と受付を済ませる筆者。リリース開始からマスター常連で在り続けている私にかかれば5連勝なんてお茶の子さいさいだろう、と見くびっていたのだが…

クオリティはお察し

現実は甘くなかった。ピックでよっぽどの事故を起こさない限りは大体勝ち越すのだが、所詮勝ち越し止まりで5連勝は易々と達成させてくれなかった。
容赦なく飛んでくる先攻3ターンガネージャー、無限に湧いてくるロビンフッド、除去不能のリリィ早期着地によるビートダウン、意識外から飛んでくる5000GT、シンパシーでアホみたいに軽くなったヨミなど様々な障害が立ちふさがった。そして何より辛かったのは勝負所でのS・トリガー。甘えた殴り方をするとあっと言う間にカウンターを食らってあっさりと敗北を喫してしまう難しさは、速攻とコントロールの詰め方に慣れ切っている筆者にとって殊更厳しく感じられた。

しかし時間だけはある筆者、その後もめげずに挑み遂に9セット目(41-45戦目)で初の全勝を成し遂げる。選んだピックはクローシスだった。

悔しさを募らせていたためこんなツイートをしてしまうぐらいには嬉しかった。たった1勝、されど1勝。最終100位目安となる8勝に向けての1歩目を踏み出した。

また50戦の終了時点ではこんな記事を書いたりもしていた。概ねは現在でも同じ認識だが、幾らか考えが変わった部分もあるから面白い。

その後も11セット目(51-55戦目)で2回目の全勝を果たす。選んだピックはクローシス、水火基盤の強さは最初に幾度か回した中で気づいていたが、この辺りから水火基盤に加える色の重要性や、相手に多く選ばれる水火基盤への対策を少し考えるようになっていった。

上記画像は1-100戦目の戦績になる。勝率68%はまずまずの数値ではないだろうか。


②101戦目-200戦目

数をこなすことで少しずつ環境への理解が深まっていった筆者。続く3勝目を21セット目(101-105戦目)のデアリガズにて達成する。

攻守ともに安定する水文明は入っていないものの、それを補う形で自然文明のブーストから闇文明の除去やハンデスを上手く当てることで全勝をもぎ取ることが出来た。
相手の強力なアクションの直前に打つハンデス大型クリーチャーを出された返しの除去は、最後の〆でトリガーに左右されない過剰打点を盤面にゆるりと準備するに当たって非常に重要であるとこの頃から認識する。

その後も32セット目(156-160戦目)を安定のクローシス、35セット目(171-175戦目)をアナにて全勝した。

アナは正直期待しておらず、対戦相手として当たる場合も多くは火水基盤のドロンゴーで容易に押し込める色という印象を持っていた。
しかし実際に回してみると、豊富なリソースからの除去連打で相手の手札や盤面を刈り取れる展開が非常に多く、またマナ送りやバウンスを絡めれば相手のドロンゴーを上手くいなすことが出来るため、戦い方次第では火水基盤とも十分に戦えると感じた。
ただしスピードアタッカーが不在のためトリガーからのカウンターを決めづらい点や、山札を削るペースが非常に速いため常にLOの危険を含んでいる点は、クローシスと比較して明確に難しい点だと言えるだろう。

その後も可能性を感じた様々な組み合わせを試しつつ、あっと言う間に200戦目まで到達する。

勝率は少し落ちたものの全勝数は前100戦を超える3回を記録。速い展開を得意とする組み合わせを選んだ上での後攻に苦しめられることが見られたものの、順調に全勝を積み重ねていると言えるだろう。
折り返し地点は過ぎた、あとは残りの道のりを進むだけだ。


③201戦目-300戦目

後半を迎えたクイックピック、続く6勝目を挙げたのはまたしてもクローシスだった。

46セット目(226-230戦目)にて達成。火水基盤の押し込み力と闇文明の妨害力が合わさることでゴリ押しと搦め手の双方から勝利を狙える強みは、他の組み合わせとは一線を画していると実感する。

その後暫くは相手をして対戦成績が最も悪かったトリーヴァと安定のクローシスを中心に選択、戦績は悪くなかったものの全勝するには至らず。7勝目は60セット目(296-300戦目)のデアリガズまでお預けとなった。やはり闇文明は強し。

勝率と先攻率は更に落ちたものの何とか全勝は2回を記録。ラッカやシータといった前寄せのデッキで後攻を引いて泣く展開も少なくは無かった。ただ対戦相手として連勝を阻止されるのはこの2つが多く、その強さを実感していたのだが…


④301戦目-400戦目

最終100位ボーダーの目安となる8勝まで残りひとつ。エンディングまであと少し…のはずだった。

この期間、まさかの全勝0回。完全に泥沼へ嵌っていた。助けてぬま~る君。
いや、沼に嵌っているという前に実力不足ではなかったか?それとも自己管理能力の欠如によるプレイングミスが影響していたのだろうか?

クローシスやアナは4-1まで行くもあと一つを勝ちきれない状態が続き、シータは何度か素晴らしいピックをするも後攻やゴリ押した結果のトリガーカウンターに悩まされ、ラッカはピックでの構築事故で憤死。またこの期間は先攻率が凄まじく低かったことも連勝を達成できなかった理由の一つと言えるだろう。

勝率自体は前100戦よりも高く、これは環境への理解が進んでいることや適切なピックを選べていることの証と言えるだろう。特にこの期間は勝利を欲していたため、組み合わせで遊ぶことが全く無かったことも影響していると思う。クローシスとシータのどちらかが引けたら必ず選んでいたほどだ。

全力デュエマ!

上の画像はこの期間を遊んでいた時のアプリ使用状況だ。
完全に狂っている、職業:デュエリストとも言える一日を過ごしていた。
その結果全勝0回だったのだから笑えない。。。

間もなくエンディングだと思っていたクイックピック激闘編、もうちっとだけ続くんじゃ。


⑤401戦目-500戦目

地獄のような期間を過ごした翌日。
たっぷりと8時間寝た筆者はスッキリとした頭で再びピックの海へと懲りずに潜っていく。

4-1、4-1、4-1。相変わらず全勝は得られないものの、敗因はいずれも相手のブン回りのみ。前日の反省を活かしトリガーのケアもキッチリとこなして勝率をキープ。そして…

待望の8勝目を84セット目(416-420戦目)にて達成。選んだのは筆者が全幅の信頼を寄せるクローシス、クローシスしか勝たん!

ひとまず最終100位ボーダー予想に乗せて一安心の筆者。ここまで来たからには記念に500戦目を目指し、また未選出の組み合わせも積極的に選ぶことを決める。
そしてここから、今更感のある快進撃を見せることになる。

続く86セット目(426-430戦目)をクローシス、88セット目(436-440戦目)をアナで全勝し10勝目。

その後も90セット目(446-450戦目)をクローシス、続く92セット目(456-460戦目)は筆者自身が低い評価を下していたネクラで全勝を達成。闇文明の力は偉大なのだぁ…。

その後はリースやドロマー、ラッカで全勝を狙うもギリギリ全勝を阻まれる展開が続く。そして一つの区切りとなる100セット目(496-500戦目)で、

クローシスを用いて全勝を達成。最終的に13回の全勝を成し遂げランキングの上位に名を連ねることが出来た。

最後の100戦まで来て遂に先攻率が50%を上回る。そして勝率は驚異の80%越え。その上振れをもっと早く欲しかったぞチクショウ。
また最終的な勝率は68.6%を記録、先攻率が半分以下を記録する中でこの勝率は頑張ったんじゃないかと個人的に褒めてやりたい。道中でランカーと当たった際には上振れを除いて悉く負けていたけど。


3,おわりに

以上をもってクイックピックの激闘を記す雑記を締めさせて頂く。
間違いなく今までで最もデュエプレを濃い密度で遊んでいたと思うが、こうして結果を残せて本当に安心している。
またクイックピック自体が楽しく感じたこともあって、本当に時間を忘れてて楽しんでいた。「なにくそ、もう一戦!」と遊べたのは久々だったと思う。

こんな感じで楽しんでました


次はこの環境に関する考察となり、最終日となる6/15を過ぎると実用性は一切無くなると思われる。
それでも面白そうだと感じる方や、最終日に向けて最後のスパートを掛けようと考えている方は、本日公開予定となる次の考察記事にてもう暫くお付き合い頂ければと思う。

⇓で き ま し た。続編となる考察記事です。
https://note.com/0721kojidmp/n/ncb73070eb86c

一先ずはここまでお付き合い頂いた方には感謝しかない。良きクイックピックライフが過ごせることを心より願う。


2023/6/13 こじぃ

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