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【交通事故の経験談】車で事故をした時の対処法。

皆さん、こんにちは。留学コンサルタントのマサです。

アメリカは人口が約3.3億人に対して2.4億を超える車を保持しています。全人口には車を運転できない年齢の人もいるので、比率で考えると一人一台は最低持っている計算になります。

アメリカは車社会で交通事故も1年で600万件、1日15000件以上の交通事故が起きています。

現在はCovid-19の関係で車の台数も減り事故件数も大幅に減っているようです。ただ、先週だけでも死亡者が出るような大きな事故が数件近くで起きました。

車の数が減っている事で暴走運転をする人が増えています。通常朝から夕方まで車の台数が多いフリーウェイ(高速道路)では、法定速度(65マイル=105km)で走る事ができない程、渋滞してるところが多数あります。

交通事故も接触事故が一番多いです。ただ、現在はCovid-19の為、通常混む時間や場所でも車の少ない状態です。その為、暴走運転や法定速度以上で走る車ばかりで、

最近の事故が深刻な人身事故になっています。皆さんもアメリカに留学するとほぼ全ての場所で車が必要になります。その為今回のブログで説明する、事故の対処法はくれぐれも覚えておいてください。

車の事故は起きます。その際にくれぐれも感情的なって怒ったり、間違っても喧嘩するような事はしないでください。車の事故は貴方が悪くなくても喧嘩などする事で、別の罪で最悪は逮捕される事もあります。事故の対処法を説明します。

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けが人のいない事故の場合の対処法

1. 車の損傷具合の確認
けが人がいない小さな事故の場合は車を安全に止めれる所に必ず移動してください。道の真ん中で車を止めて、損傷箇所などを見る事は交通を妨害、警察から罰金の対象になります。

安全なところへ停車後にお互いの車を確認免許書と保険書の内容、連絡先を交換。スマホで相手の車、ナンバープレート、免許書、保険書を全て写真で保管してください。

車のみの衝突事故の場合は警察を呼ぶ必要はありません。ただ、もし相手の免許書が外国の免許書や保険がアメリカ以外の国の場合は警察に来てもらい照合してもらうのがベストです。

2-1. 保険会社に連絡

基本的に交通事故は100%どちらかの責任という事はありません。例えば信号で貴方が停車中に最低でも数分たってから、後ろからの衝突事故の場合は相手が100%悪いです。

運転中は全てお互いに責任があります。よって自分の保険会社に連絡をして事故の経緯を話してください

注意点:車の修理などは保険会社から指示されるまで勝手に修理しないように気をつけてください。保険会社の指定の修理店などに持っていく必要がある場合があります。

2-2. 交通弁護士に連絡

アメリカでは交通弁護士が沢山います。事故はとても面倒な後処理が待ってます。もし、車の修理箇所が1箇所以上ある場合。

例えばバンパー+車体ボディーの場合は僕は弁護士にお願いします。弁護士に連絡をするときは事故後すぐに連絡をして、あとは弁護士の指示通りに修理をすれば良いです。

けが人のいない事故でも、$750以上修理代がかかってしまう事DMV(Department of Motor Vehicle) にSRという事故レポートの必要があります。

あと、車の事故の場合、事故したときは体に支障がなくても、時間が経つごとに痛みが出る事があります。目安としては、停車中に後ろからの事故はバンパーが凹んでしまう事故の場合、病院に行く事をお勧めします。

お互い運転中の場合、事故した時のスピードが約40マイル以上の場合は車の傷も大きいので、病院に行く事をお勧めします。病院に行く際には、保険会社や交通弁護士に事前に病院に行く事を伝えてください。

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けが人のいる事故の場合の対処法

1. けが人がいる場合、絶対に911-警察に連絡をしてください。けが人の手当が何より先決です。

2. 車が自走できるなら端に寄せてください、無理な場合はハザードをつけて警察が来るまで車内で待機してください。夜は特に車から外に出る事は危険です。

3. 警察到着後に調書をとります。正確に本当の事だけを伝えてください。自分が不利になるような事でも偽証罪になるので必ず伝えるようにしてください。

4. ナンバープレート、免許書、保険書、連絡先をお互い交換してください。

5. けが人がいる事故の場合は目撃者などがいると後で有利になる事があります。もし通りがかりの人などがいれば連絡先を聞いてください。

6. 保険会社もしくは弁護士へ相談してください。けが人がいる事故なので大きな事故の可能性が大きいです。保険会社などとのやりとりも面倒になるので弁護士に相談するのがベストだと思います。弁護士に相談する場合は、保険会社へ連絡は必要ないです。

注意点:事故の際は相手と事故に関して話さないようにしてください。むやみに謝ったり、怒ったりしないように気をつけてください。

当て逃げされた場合の対処法

相手が事故現場から逃げた場合、ナンバープレートだけでもあれば警察にレポートをできます。その後自分の保険会社に連絡をして自分の保険で修理する事ができます。

注意点:絶対に追いかけたりはしないようにしてください。スピード違反などで罪になります。

駐車場などでの当て逃げは見つける事はほぼ不可能です。周りの人などに聞いて情報を得る事ができればいいですが、ほぼ泣き寝入りするしか方法はありません

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万が一の為に車の保険はフルカバーがベストです。

車の保険は強制保険という必ず入っておかないといけない保険と任意保険という貴方次第で入れる保険があります。でも車社会のアメリカで強制保険のみで運転する事はリスクがあると思ってください。

万が一事故が自分に非がある事故の場合は、自分の車そして自分の治療費+同乗者の治療費も支払いする必要があります。医療費は以前もブログで書いていますがすごく高額になる場合が良くあります。

事故した相手が免許や保険を持っていない場合もありえます。すべてのケースに対応可能な保険が強制保険+任意保険(フルカバー保険)です。以上が車の事故に関してです。

最後に、飲酒運転ですが飲んだら運転をしないようにしてください。飲酒運転で捕まる事もありますが、さらに最悪なのは事故して飲酒運転の場合、自分が悪くない事故でも警察を呼ばれて悪くなってしまう場合があります。飲んだら運転しないようにお願いします。

私の体験談。

私は過去に2度交通事故にあっています。幸運にも2度とも私には一切非のない事故だったので、全額修理、レンタカー、病院代、お見舞金が全て支払ってもらえました。

1度目の事故の時は、初めてだったので自分の保険会社に連絡をして、その後で相手の保険会社と直接交渉していました。相手の保険会社はとりあえず示談をすぐしたいと言う事が分かったので。

交通弁護士にそれを話して任せる事にしました。示談金は$1000+全ての経費を支払うという保険会社からの提案でしたが、弁護士は最終的に$10000+全ての経費を勝ち取ってきました。

2度目は最初から弁護士に頼みました。このようにアメリカでは弁護士を使う事で有利にできる場合はあります。とりあえず、弁護士に一度相談をして判断する事は最善だと思います。

以上が本日の内容になります。有難うございました。

今日オススメの映画はハーレイ・クインの華麗なる覚醒 「BIRDS OF PREY」です。アメリカですごく話題になった映画です。

本日の名言は

He can who thinks he can, and he can’t who thinks he can’t. This is an inexorable, indisputable law by Pablo Picasso

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できると思えばできます。できないと思えばできないです。これは普遍的そして絶対的な法則です。

スペイン生まれの世界的画家 パブロ・ピカソ氏の名言です。

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