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【99GIVE・1TAKE】ギブアンドテイク・成功者の考え方。

皆さん、こんにちは。留学コンサルタントのマサです。

ギブできる人=ギバーこそ確実な成功者になれるという考え方です。アダム・グラント氏の著書 GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代というベストセラーを読んだ上で自分なりの結論をまとめました。

こちらの本はオススメのビジネス書なので是非機会があれば読んでください。本書の中でギバー、テイカー、そしてマッチャーがこの世には存在すると書かれています。そしてギバーこそ最も成功を納める人、また大失敗する場合もあるという事です。

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大半の人はマッチャー=ギブアンドテイクの文字通り与えたから見返りをもらう。プライベートでも仕事でも、基本的にはギブアンドテイクの関係性はポピュラーな考え方です。約半数の人はこのマッチャーになるようです。

同等の価値を与えそして求めるという事です。マッチャーの人は可もなく不可もなく、ある一定の成功もできそして失敗もあるという事です。普通の人です。

テイカーは全人口の約20%程度存在します。0ギブ100テイクの考え方です。とりあえず自分の利益を優先、人の事は気にしない人です。ギバーを食い物にして利益を追求する人です。金の亡者のような人かなと思います。特徴として短期的に大きな成功をします。ただ継続は出来ないパターンが多いです。

最後がギバー同じように約20%がこの考え方ができる人です。その中に大きな成功を納める人がいます。

ギバーの心得

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ギバーは見返りを期待せず相手に多くを与える、聖母マリア様的な考え方です。自分の見返りよりも人をハッピーにする事で、いつか自分の所に回り回って幸運が帰ってくる。

残念ながら、そこまで都合よく幸運は帰ってこないと思ってください。もしあなたのギブを与える相手がテイカーだった場合、あなたのギブはただ便利に使われて終わります。ギバーは立派な考え方です。

ビジネス上はギブする事で自分も相手もWIN-WINになる事ができるという事です。自分を犠牲にして人のために全時間を費やしても、生産性も上がらないし途中で挫折してしまうと思います。

ギバーは見返りを期待せずに相手に多くを与える事は間違っていません。そのときに自分の持っているものを与える事で相手に多くの利益をもたらし、その上で自分も確実に利益を確保するという考え方です。

忘れないでください。自己犠牲のギバーは全く無意味です。ギバーはビジネスだけじゃなく教養にも使えます。学生は勉強をする事が社会で仕事する事と同じようなものです。ギバーの考え方は学生生活にも有効です。

友人が勉強をわからない所を教える事でさらに理解をするという事があります。なぜなら自分はわかっているつもりでも、わからない人の気持ちを理解できていない事があります。

私は高校の時にテスト前になると友人宅に家庭教師のように、毎晩勉強を教えに行っていました。私の成績は平均的に中の上でした。私の友人は中の下ぐらいでした。家が近所だったという事もあり、テスト前の1−2週間程行って勉強を教えていました。

その時の質問に答えていく内に私の理解力はどんどん上がり高校2年生の時の成績が一気に上がりました。友人も同じように成績をあげる事が出来て結果的にWIN-WINになれたという事です。

これもギバーの特徴です。見返りを考えず私の知識を与えたという事です。しかし私は自分を犠牲にしてやっていたわけではなく、一日2時間ぐらいの短時間だったので無理なく続けてそして成果も出たという事です。

この事で僕の友人からの私に対しての評価は上がって、学校の先生からも褒められて沢山の報酬を私は得る事ができました。

ギバーへの道、ビジネス編

皆さん、今日からギバーになりましょうって簡単には慣れないです。どうしてでしょうか?リアルな大人社会で無償のサービスはありません。無償の愛は親か家族ぐらいしか存在しなくないでしょうか。

タダほど怖いものはないと言いますよね。それはギバーを装ったテイカーが存在しているからです。調子のいい事ばっかり言ってるような人、まるで有益な情報を持ってそうな人。

人を騙してそして搾取しようと考えている人は世の中にゴロゴロいます。成功するギバーになるには、与える事はもちろん必要です。与えるものは価値です。

時間や雑用などイエスマンにはならないようにしてください。ただの便利屋とギバーは全く違います。あなたは価値のある情報やものを提供する事で相手が得をする事&そして最終的にはあなたも得をする必要があるという事です。

99GIVE・1TAKEの考え方

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ギバーになるために99Give&1Takeで考えるとわかりやすと思います。あなたは99個の有益なサービスを提供、そして最終的に1の大きな利益を獲得できます。

そのためにはあなたに必要な物は=先行投資です。先にギブギブギブです。そして最終的にテイクが帰ってくるという事です。一定期間無料でサービスを提供してのちに有料化にする方法、代表的なビジネス戦略です。

まずは顧客に満足度を与えてから自分たちが利益を確保していくという事です。先に利益を確保しようとするビジネスモデルは絶対に成功しないです。これからの時代の生き残り方はギバーになる

SNSやYoutubeなどで成果を出している人に共通しているのはギバーです。フォロワーさんに有益な情報などを配信していく事で利益を出しています。情報発信する仕事はギバーだからこそできる仕事、長く継続した成功をできる要素になります。

Youtuberとして日本で一番稼いでいるヒカキンさんは、子供達にとって有益な情報を提供し続けて今の成功をつかみました。

でも最初はヒカキンさんの日々のYoutubeへの動画投稿がスタートです。ギブギブギブしまくってテイクできたという事です。

他にも楽天の三木谷社長1997年創業、創業時は加盟店が13店舗の楽天市場が今では約50000店舗の加盟しています。グループ売り上げも約5兆円のメガカンパニーです。

インターネットを通してお客様と店舗の間をつなぐシステムを構築。最初は格安の手数料で加盟店を募集。ギバーとしてサービスを提供した結果、5兆円の日本を代表するカンパニーになりました。

もし創業時から先の利益を確保するために、高い毎月の手数料やメンテナンス代を払わせていたら今の成功は無かったはずです。以上が今日のブログの内容になります。

Give and Take の考え方をご理解いただけると嬉しいです、そしてギバーの精神を身につけて大きな成功を手に入れれる事を願っています。

有難うございました。

本日の名言は

Being a giver is not good for a 100-yard dash, but it’s valuable in a marathon by Adam Grant.

ギバーである事は100ヤード(約90メートル)の短距離走には適していないがマラソンには役に立つはずだよ。

アメリカの心理学者、Give & Takeの著者 アダム・グラント氏のお言葉です。

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