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2019.9.25ラグビーW杯フィジーvsウルグアイ②

入場し、すぐ目に入ってきたのは場内の案内表示。ボランティアの方々も多く配置されていて、サービスもしっかりと行われていた。

入場口が一つしかない、つまり入場者全員がそこに集中する状態。普通ならば人が滞留し、混雑してしまう可能性が高い。しかし、手荷物検査が通常のスポーツイベントよりも厳重で、時間がかかることにより人が少しずつ入場するのでそういったことはなかった。ここではある意味で、手荷物検査に時間がかかることが功を奏していた。

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ただ、この案内表示には問題があった。それは図が上下逆さまであったことだ。

もちろん、地図は北が上に描かれており、特段おかしくはない。しかし、入場口は「①」。スタジアムを進行方向左手に見て、歩いてきた入場者にとって、自分はあたかも、この表示でいう、右下辺りが現在地であると勘違いする。(実際、私は勘違いし反対方向に進んでしまった)

この部分に関しては、「やさしさ」が感じられず残念であった。


ただ、反対方向に進んだことで出会いもあった。

それはグルメだ。スタジアム外周にはたくさんの屋台、キッチンカーが出店していた。

その中で、私は山形県の「米沢 琥珀堂」で「米沢牛コロッケ(290円)」を購入。

自分が今までスタジアムで食べてきた「スタグル」とは一線を画す逸品でした。

東北各地からお店が集結し、その土地の特産を味わえるということで楽しい空間が広がっていた。運営側の工夫として、各屋台のメニューの横にその屋台をどこのお店が出しているのかを表示しているのがとても良かった。

ただ、メニューの表示の文字サイズが小さく、通り道からは見づらかった点は改善すべきだ。

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その後は、グッズ売り場へ。

これがとんでもない混雑。というのも、このスタジアムにおいてグッズ売り場は一箇所しかなかったのだ。

担当者はグッズに人が殺到することが想像できなかったのだろうか。ここだけ他とは比べ物にならないほどの長蛇の列となり、道をふさぐ勢いであった。

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また、今回のラグビーW杯誘致の大きなポイントにもなった東日本大震災から復興した姿をみせるブースももちろんあった。

ここでは、建立された碑を元に釜石の学生たちからの実際の体験、今回のW杯への気持ちなど生の声を聞くことができた。

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いよいよ、スタンドへ。

スタンドメインスタンドの一部を除いて、すべて仮設。

しかし、席の座面は木材が使用され、通常の仮設スタンドにはない暖かみを感じられるものとなっていた。

また、スタンド上段では大漁旗がたなびき、招待された釜石の小中学生からは両チームに大きな声援がとび、大いに盛り上がっていた。

そして、極めつけは試合開始直前のブルーインパルスの飛行。これにはスタンド全体から歓声が上がり、スマートフォンで撮影する人も多くいた。

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(試合内容については、省略させて頂きます(ラグビー素人のため))

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